Shure（シュア）の新フラッグシップイヤホン「SE846(第2世代)」が2022年9月30日に税込み実売価格約13万円で発売されます。
「SE846(第2世代)」の内容と、従来の「SE846 無印（第1世代）」と比較しての違いは以下の記事で解説しています。
じつのところ、新モデルになっても内部の設計変更は行われていません。イヤホンの基本構造（各ドライバーと筐体）は従来と同様。
音質を調整できる付属ノズルに「エクステンド」という新しいパターンを追加し、新しい音質パターンを聴けるようになったことが違いとなります。そのほか、付属イヤーピースにも追加があります。
つまり、イヤホン本体は従来と同じ。付属ノズルが一つ増えただけです。
ということは、従来モデルを使用しているユーザーは、「SE846(第2世代)」に付属する「エクステンド」ノズルを入手できれば、実質、「SE846(第2世代)」と同じイヤホンを手に入れたことになります（イヤーピースについては容易に入手可能）。
実際、このように考える人は多く、ツイッターなどでも言及している人もいます。
具体的には、メーカーが補修部品というか、オプション扱いで「エクステンド」ノズルのみを別売りしてくれれば、従来機のユーザーにとってありがたいという話が出ています。
このことはメーカーも承知ですが、「SE846(第2世代)」の発売を知らせるニュース記事では
「エクステンドノズル単体での販売はされない」
という悲しいお知らせがなされています。
しかし、諦めるのは早いようで、海外ではオプションで単売されるという情報もあります。
海外から取り寄せるのも大変ですが、しばらく待っていれば（半年くらい？）、国内でもオプションで単売されるのではないかという楽観的な憶測もあります。
いずれにしても「エクステンド」ノズルだけ欲しいという「SE846 無印（第1世代）」ユーザーの方は「SE846(第2世代)」に買い替えるのは待って、様子を見たほうがよいのではないでしょうか。