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SONY LinkBuds S WF-LS900N LE Audio対応ベータ版アップデート 接続可能スマホなどの制約は?

Bluetoothイヤホン

SONY LinkBuds S WF-LS900N LE Audio対応アップデート

ソニーは、完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」について、2023年5月30日より、ベータ版LE Audioに対応する最新バージョン3.0.5のソフトウェア・アップデートの提供を開始しました。

当初、2022年内提供として予告したのち、2022年11月に「2023年春頃提供」とアナウンスされた、LE Audio対応アップデートが提供開始されたものです。

アップデートは、iOS・Android用アプリ「Sony | Headphones Connect」を介して行えます。

アップデート開始時点で本機と接続可能なLE Audio対応デバイスは限定

アップデート開始時点で、本機と接続可能なLE Audio対応デバイスは、同社スマートフォンの「Xperia 1 Ⅳ」「Xperia 5 Ⅳ」のみとしています。

LE Audioに接続中の制約

また、LE Audio に接続中は、以下の機能が使えなくなるとしています。

・LDACでの音楽再生
・2台の機器と同時に接続
・音声アシスタント
・[サービス] タブの機能

「今回のLE Audioはベータ版と位置づけています」ということでもあり、本機と接続可能なLE Audio対応デバイスが当初はソニー製のスマホに限られているなどの制約があるようです。

いずれ、ベータ版の名称が取れれば、より汎用性や安定性の高いLE Audio機能が使えるようになるのではないでしょうか。

※完全ワイヤレスイヤホンにおけるLE Audio対応の特徴やメリットについて

LE Audioは、Bluetooth 5.2で導入された新しいオーディオ規格です。LE Audioは、従来のBluetoothオーディオ規格と比べて、低遅延、高音質、低消費電力を実現しています。

LE Audioの特徴は以下の通りです。

低遅延:LE Audioは、従来のBluetoothオーディオ規格と比べて、約1/3の遅延を実現しています。これにより、ゲームや動画視聴時の遅延を軽減することができます。
高音質:LE Audioは、従来のBluetoothオーディオ規格と比べて、同じビットレートでより高音質な音声を伝送することができます。これにより、より臨場感のある音を低ビットレート時でも楽しむことができます。
低消費電力:LE Audioは、従来のBluetoothオーディオ規格と比べて、より低消費電力で動作します。これにより、イヤホンのバッテリー持ちを向上させることができます。

LE Audioのメリットは以下の通りです。

ゲームや動画視聴時の遅延を軽減することができる
低ビットレート時でも、従来より高音質な音を楽しむことができる
イヤホンのバッテリー持ちを向上させることができる

LE Audioは、まだ開発中の規格ですが、今後、多くの完全ワイヤレスイヤホンでサポートされるようになると予想されます。

※2023年5月現在、LE Audio接続に対応しているスマートフォン

Google Pixel 7
Google Pixel 7 Pro
Sony Xperia 1 IV
Sony Xperia 5 IV
Samsung Galaxy S23
Samsung Galaxy S23 Ultra
OnePlus 10 Pro
OPPO Find X5 Pro
Xiaomi 12 Pro
Vivo X80 Pro

これらのスマートフォンはすべて、Android 13を搭載しています。Android 13は、LE Audioをサポートする最初のAndroidバージョンです。LE Audioは、Bluetoothオーディオの次世代規格であり、従来のBluetoothオーディオよりも低遅延で高音質な音声を実現します。また、LE Audioは、複数のヘッドホンに同時に音声を配信できるマルチストリームオーディオ機能をサポートしています。

上記の記事のとおり、LinkBuds Sと接続可能なLE Audio対応デバイスは、アップデート提供開始時点で同社スマートフォンの「Xperia 1 Ⅳ」「Xperia 5 Ⅳ」のみとなっています。性能的には他社のスマホでも接続可能なはずですので、今後のさらなるアップデートでの接続可能な機器の広がりにも期待したいところです。

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