生産終了機器情報。「LSPX-S2」はSONY(ソニー)によるBluetoothスピーカー。2019年3月にで発売されました。
2021年8月6日に後継機となる「LSPX-S3」が税込み実売3.9万円程度で発売になることにともなって生産終了となります。
ソニーがグラスサウンドスピーカーと呼ぶ、有機ガラス管自体を震わせ、LEDライトが光りながら音を出すモノラル型のBluetooth対応アクティブスピーカー「LSPX-S」シリーズに属するモデル。
インテリア性とオーディオ機器としての機能性を両立した機器として幅広く注目を集めているシリーズです。
「LSPX-S3」は「LSPX-S2」よりもスピーカー部分の音質や、外観デザインを改良するなど、改善点は多いものの、「LSPX-S2」には搭載されていた有線アナログ入力、Wi-Fi接続、DLNA機能、DSDやFLAC、ALACなどのハイレゾ楽曲も再生できる機能など、高品位なオーディオ再生に関わる機能が軒並み省略。機能面では明らかに「LSPX-S3」後退しているため、「LSPX-S2」の機能面に魅力を感じているのであれば、今後は「LSPX-S2」を中古ででも入手すべきと言えるでしょう。
LSPX-S3とLSPX-S2を比較しての違いを解説し、両機の内容。機能が詳しくわかる記事はこちらでご紹介済みです。
このシリーズは、幅広いライトユーザー向けの面が強く、ハイレゾやらDLNAといった機能はあまり需要がなかったのかもしれません。
それでも、「LSPX-S2」は、このようなインテリア志向のスピーカーとしては異例の機能性を有しているので、今後もある意味孤高の存在として語り継がれるでしょう。
後継機発表直後の現実的問題としては、「LSPX-S2」は単体ではモノラルスピーカーのため、ステレオで聴くにはもう一台の追加が必要なこと。この追加について、のんびり考えていた人は、「LSPX-S2」の生産終了が決まった以上、急ぐ必要があるでしょう。
いずれにしても、今後は中古市場での需要はある程度見込める機種のような気がします。
ソニーにはこれまでも生産完了後にその正統的な後継機が出ないために、中古市場でプレミア価格が付くほどのモデルがいくつもあります。本機もそれらに列せられる日がくるかもしれません。
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https://e-earphone.blog/?p=1328853
https://tecstaff.jp/lspx-s2_review-report.html
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