ソニーのワイヤレスヘッドホンの未発表モデル「WH-1000XM5」のリーク画像が出回っているという報道がなされています。
型番からして、現行のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」と思われます。
これまで、初代の「WH-1000X」から現行で4代目の「WH-1000XM4」まで、基本的に同様のデザインを踏襲してきましたが、今回は、これまでとは一見して大きく変わっているのが目を引きます。
これまでよりもスマートでスタイリッシュなイメージである一方、従来のソニーらしいどこかメカっぽい印象は後退して感じます。
報道やネット上などでは、BoseのNC700に似ているという声もあり、何等かの意識はあってもおかしくないと思います。また、このジャンルではAppleのAirPods MAXもあり、そうしたブランド力や見た目でも訴求力の高い競合品に寄せてみた可能性もあります。
ただ、従来よりもスマートに見えるということは、たとえばヘッドバンドは「WH-1000XM4」よりも細くなっており、強度や耐久性がこれまで通りなのか不安視する向きもあります。
また、リーク情報では、これまでの折り畳み機構が廃止され、専用ケースに収納するときのサイズ感が大きくなっていることも気になります。
スペックについては、アクティブノイズキャンセリングとBluetoothワイヤレス併用時で40時間というロングバッテリーを実現しているという情報が出ています。「WH-1000XM4」では同じ条件下で30時間でしたので、本当であれば、さらなるロングバッテリー化であり、歓迎したい改良です。
おそらく、LDAC対応や、アップコンバートのDSEE関係、アプリでのイコライザー調整など、機能性は従来を踏襲し、さらに新機能やスペックアップも見込めるでしょう。Bluetooth5.2への対応はあるようで、LE Audio対応も期待されます。
ソニーからの正式な発表が出てくるのを待ちましょう。