SOUNDPEATSから発売されたオープン型完全ワイヤレスイヤホン・GoFree。楽天での価格は約4200円。
最近増えている、耳を塞がずに聴ける完全ワイヤレスイヤホンで、骨伝導とは異なり、従来型のダイナミック型ドライバーを配置や装着の工夫で耳を塞がずに聴こえるようにしたものです。
最大の特徴はオープン型完全ワイヤレスイヤホンでは国内では初と思われるLDACコーデックへの公式対応(非公式では本機とベースが同じと思われるTRUEFREE O1が対応)。「ハイレゾオーディオワイヤレス」認定も取得しています。
オープン型完全ワイヤレスイヤホンはLDACコーデックに対応しているものはないから音質的に敬遠していた向きには朗報でしょう。しかも、価格も安い。
機能面は十分で、マルチポイント対応にSOUNDPEATSアプリ対応、本体再生時間10時間に付属バッテリーケース併用で45時間のロングバッテリーなどなど。液体シリコンを使用したイヤーフックデザインで肝心の装着性にも配慮しています。
通信方式:Bluetooth 5.3
コーデック:AAC/SBC/LDAC
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP
連続再生時間:最大10時間
充電時間:約2時間
ドライバー:16.2mm径ダイナミック型
防水性能:IPX4
重量:10.1g
耳掛け式のオープンイヤーデザイン
低域強調アルゴリズムによる迫力のあるサウンド
ENC通話ノイズ低減技術によるクリアな通話品質
60msの低遅延を実現するゲームモード
タッチコントロール
マルチポイント対応
専用アプリ対応
SOUNDPEATSのサブブランドから出ている「TRUEFREE O1」のほうがLDAC対応を公式に謳っておらず、アプリにも対応していないことから、「GoFree」のほうが上位に当たると考えたほうがよさそうです。ただ、価格は違わない(どころか「TRUEFREE O1」のほうが高い?)ため、イヤホン自体のなかみは同一の可能性もあります。いずれにしても、LDACでの接続を保証している点や専用アプリを考えると、同じような価格であるなら「GoFree」のほうがよさそうです。
「GoFree」のレビューはそれほど多くはなく(販路が楽天に限られているため?)、「TRUEFREE O1」(アマゾンでも買える)のレビューのほうが多いくらいですが、「GoFree」のレビューとして「TRUEFREE O1」のレビューも参考にはなると思います。
「TRUEFREE O1」のレビューも参考にすると、「GoFree」はこの価格で買えるオープン型完全ワイヤレスイヤホンとしては文句のないレベルの音質(気になる低音も十分。Oladanceのような高額機とは音質は当然あるものの、数倍の価格差を考えるとこちらがコスパでは上)であり、LDAC接続時にはさらに高音質で聴けることからも基本的な音質の確かさも感じさせます。
装着感も良好という評価が多く、機能性も高く、LDAC送信環境になくともこの価格で買えるオープン型完全ワイヤレスイヤホンとして幅広くおすすめできそうなハイコスパモデルと言えそうです。