Technics（テクニクス）は、完全ワイヤレスイヤホンの新モデルとして「EAH-AZ60」（税込み実売価格約2.9万円）と「EAH-AZ40」（同約1.6万円）の2機種を10月15日に発売しました。
「EAH-AZ40」と上位モデルの「EAH-AZ60」の内容・特徴についてはこちらの記事でご紹介済みです。
「EAH-AZ40」のおおざっぱな内容としては、上位の「EAH-AZ60」とは異なり、ANC、LDACには対応していないものの、コンパクトかつ低価格でカジュアル志向のモデルが「EAH-AZ40」となっています。
AZ40は6mmのPEEK振動板を使用しており、音質にも十分に気を遣っています。PEEK振動板は、小口径ながら全帯域で強調感、不足感のないクリアな音を再生。レンジ感、厚みのある本格的なサウンドを再生できるとしています。
BluetoothのプロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFPに対応。コーデックはSBCとAACに対応。
接続は、左右独立受信方式。Google Fast Pairにも対応。マルチポイントもサポート。
マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンはいまだに珍しく、これまで大手メーカーではJabraくらいしかありませんでした。この機能を搭載しているのは大きな特徴です。
通話のクリアさを実現する「JustMyVoice」テクノロジーを投入。「ビームフォーミング」と「音声解析」、「風切り音対策」の3つで構成される技術です。アプリ上で自分の音声を一時的に録音し、相手に届くノイズ低減後の音声を聞くことができる機能も特筆点です。
スマホ用アプリ「Technics Audio Connect」に対応。音質、タッチセンサー操作のカスタマイズなどが可能。左右のイヤホンのバッテリー残量やモードの確認、利用する音声アシスタントの選択、紛失したイヤホンを捜索できる「ヘッドフォンを探す」機能も備えています。
バッテリーの持続時間は、イヤホン単体で約7.5時間。充電ケースを含めると24時間と25時間。イヤホン本体はIPX4相当の防滴仕様。イヤホン本体の重量は片側約5g、充電ケースの重量は約30g。
付属のイヤーピースは丸形で、周辺部分と中心部分でシリコンの硬度を変えています。これにより、フィット感と遮音性を両立しています。AZ40では、XSサイズを含む4サイズ(XS/S/M/L)のイヤーピースを付属しています。
【4階 #柏たんちのオーディオ】
Technics EAH-AZ40
小型で高音質‼️小さな耳の方にもオススメ?
小型ながら厚みのある音をしっかり表現✨ロングバッテリーで普段使いもテレワークもカバー?
AZ60同様マルチ… https://t.co/cffTITu74s
TechnicsのEAH-AZ40は インサイドワークの多い女性にベストマッチのワイヤレスイヤホンです。アクセサリーのように美しいデザインにTechnicsらしい音質、高い通話品質などが詰め込まれていて、マルチポイントにも対応して… https://t.co/84hhvgZ2pL
あんまり知られてないようだが、EAH-AZ40は15000円で高性能な外音取込とマルチポイントに対応してるたぶん唯一の機種。小さいし、外音取込とマイク性能が素晴らしい。ノイキャンいらない人には現時点最良と断言できる。色味もローズゴ… https://t.co/FlSY4bpuTA
マイク性能で評判の良かった jabra elite 75t, wf 1000xm4, technics eah-az40 を試してきた。ヨドバシカメラのBGMのもとではどれも惨敗…
マイクの数や骨伝導を取り入れてても、まだワイ… https://t.co/d3NXnoN8yw
どうしても、上位の「EAH-AZ60」がパナソニック初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンということで、注目され、本機の影が薄くなっているようです。発売直後の購入者のレビューはネット上では「EAH-AZ60」よりも少ない状況となっています。
それでも、本機も、国内大手メーカー製でははじめてとなる、マルチポイント対応完全ワイヤレスイヤホンという大きな特徴があるので、注目している人はいるようです。
購入者を中心とした方々のレビュー・感想から読み取れる傾向としては、小型で高性能、高音質な完全ワイヤレスイヤホンというのが総評のようです。
外音取り込み、通話性能も優れているようで、マルチポイント機能も合わせて、屋内外問わず、ビジネスシーンに適したヘッドセットとして優秀に使えそうな印象。ただ、アプリ画面で充電ケースのバッテリー残量が確認できないことは注意したいポイントです。
小型で装着感が良いこと、外観デザインやカラーなども含めて、女性にもおすすめできるモデルとしても有力なようです。AACコーデック対応なので、iPhoneとの親和性が高いのもポイントでしょう。