定額音楽ストリーミングサービスのTIDAL(タイダル)は、月額プランを「Free」「HiFi」「HiFi Plus」の3つに刷新。米国内のユーザーを対象に提供開始しました。
これまでは「Premium」「HiFi」という2つの有料プランが提供されていましたが、今回の刷新により、月額無料の「Free」、9.99ドル/月の「HiFi」、19.99ドル/月の「HiFi Plus」の3プランとなります。
どのプランでも8,000万以上の楽曲や動画コンテンツ、専門家が精選したプレイリストが利用できます。
ただし、「Free」では最大160kbpsのビットレートにとどまり、広告が表示されるなどの制限があるのが有料プランとの違い。ハイレゾ再生にも対応していません。
HiFiプランでは、最大1,411kbps(CD同等品位)のビットレートで、広告表示もありません。
HiFi Plusプランでは、クオリティは最大9,216kbps。最大96kHz/24bitのハイレゾFLACをはじめ、MQAやドルビーアトモス、ソニーの360 Reality Audioなどの最新フォーマットにも対応。
さらに、新たな取り組みである「Direct Artist Payouts」「Fan-Centered Royalties」にも対応。
さすがにハイレゾどころか、CD品位のFLACでも聴けませんが、8,000万以上の楽曲が無料でも聴き放題というのは魅力的。TIDALはまだ日本でサービス開始していませんが、サイトトップページが日本語化されており、近いうちの日本でのサービスインも噂されています。今後の展開にも期待したいところです。