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Topping A50s 据え置き型ヘッドホンアンプ!A50と比較しての違いは?

ヘッドホンアンプ

Toppingから据え置き型ヘッドホンアンプ・プリアンプの新製品「A50s」が発売

中国・Toppingから据え置き型ヘッドホンアンプ・プリアンプの新製品「A50s」が発売。国内では税別22,000円の実売価格で販売されています。

単体のヘッドホンアンプとしては同社の最上位となります。ただ、ToppingにはDAC複合型のヘッドホンアンプ搭載機でもっと高価なモデルはあります。

同社のDAC・D50/D50sや電源ユニット・P50などと同じ「50シリーズ」に属するモデルの最新モデル。シリーズで統一された筐体サイズとデザインを有しており、50シリーズで揃えて使うことを想定しています。

幅と奥行きは11~12センチでCDサイズに近いコンパクトサイズ。重さは880g。

筐体はアルミブロックからの削り出しで、見た目の美しさと高い放熱効果に寄与しています。CNC加工のアルミでレーザー彫刻を使った美麗さは魅力です。

2019年に発売された「A50」の後継機

2019年に発売された「A50」の後継機。見た目はほとんど変わっていませんが、内容的には数々の改善点があり、しっかりモデルチェンジされた新機種となっています。

A50と比較しての違いを交えつつ、A50sの内容や特徴をご紹介

A50と比較しての違いを交えつつ、A50sの内容や特徴をご紹介します。

機能面ではDACを搭載せず、アナログ入力のみのヘッドホンアンプ。ヘッドホンアンプのバランス出力にも対応しています。また、A50にはなかったプリアンプ出力も持っているので、外部パワーアンプや、アクティブスピーカーとの使用も可能です。アナログ入出力はRCAのみ。リモコンは搭載していません。電源は15Vで専用ACアダプターもしくは同社電源ユニットP50と組み合わせて使用します。

サイズ(WxDxH):110x123x26(mm)はA50と同じだけでなく、50シリーズで全く同じです。

バランスヘッドホン出力が4.4mm径に変更

メイン機能のヘッドホンアンプについては、A50sのバランス出力は4.4mm径端子を採用。A50は2.5mm径でしたから、ここは大きな違いです。据え置き用・ポータブル用を問わず、バランスヘッドホン端子は4.4mm経が主流となってきているので、この変更も納得できるものです。

高品位なヘッドホンアンプ部

ヘッドホンアンプ部は従来から価格を超えた高品位でしたが、さらに向上。ゲインは0dB / 6dB(シングルエンド)と6dB / 12dB(バランス)とそれぞれの方式に合った2種類を用意。幅広いヘッドホンに適切に対応できます。なお、A50ではゲインは0dBと9dBの2つでした。

周波数特性の上限も従来同様に200kHzまでというウルトラワイドレンジ。ハイレゾ音源の広帯域にも十二分の余裕を持って受け止められます。

UHGF(ultra high gain feedback)テクノロジーによる電圧電流ハイブリッドフィードバックアーキテクチャを新たに搭載。すでに発売されている複合機・A90で採用された新技術で、優れたACおよびDC性能を実現。高出力電流駆動能力により、低インピーダンスのイヤホンも容易に駆動できるようになります。

0.3uVという超低ノイズも特徴で、残留ノイズを拾いやすい高級IEMや高能率のイヤホンも快適に使えるのもポイントです。0.1Ω以下という超低インピーダンス出力も実現(A50では4.7Ω以下)。これも低インピーダンスなどにより鳴らしにくくなっている難物高級イヤホンを駆動するのに有利です。

アンプ出力についても、A50の2200mW(64Ωバランス)から3500mW(32Ωバランス)へと大幅増加。こちらはハイインピーダンスで低能率の高級ヘッドホンを大音量再生する場合に有利です。なお、32Ωのアンバランスという標準的な条件ではA50は1100mW、A50sは1400mWです。

そのほか、SN比やダイナミックレンジなども大幅に向上しています。

プリアンプも高性能

A50sだけに新搭載されたプリアンプ機能も高性能。出力インピーダンスは20Ωと低く、低インピーダンスほど高性能というプリアンプの価値にあって、しっかりと役割を果たしてくれます。

接続されているヘッドホンを外すと、プリ機能がオンになり、ヘッドホンを接続し直すとプリ機能がオフになるのも便利。また、同時に2つの回路が動作しないことによる干渉の防止により、音質の向上も図っています。

総じて、A50sはA50にプリアンプ機能を追加しただけ、のようなモデルではなく、かなり内容に手を入れた改良モデルです。たとえ、プリアンプ機能を使わずとも、全体的な品位の向上が見込めるので、これからヘッドホンアンプとして買うのであればA50sがおすすめでしょう(ヘッドホンアンプ+Topping)。

コメント

  1. 腱鞘 より:

    A50sのRCA出力からアクティブスピーカーとつなげる場合、出力は固定でアクティブスピーカーで音量調節ですか?
    可変出力が可能で、A50s側で音量調節は可能ですか?

    • avgadgetken より:

      コメントありがとうございます。

      T50sは「へッドホンアンプ・プリアンプ」として紹介しております通り、RCA入出力対応のプリアンプとしても機能します。

      よって、「可変出力が可能で、A50s側で音量調節は可能」となります。