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TRN BA8 8BAの価格破壊イヤホン レビュー・感想情報も

TRN BA8 8BAの価格破壊イヤホン

TRN BA8は、その名の通り、片側8BA構成のマルチドライバーイヤホン。この構成で国内アマゾン価格13,800円というのですから、相変わらず中華イヤホンは価格破壊です。

TRNとしてはこれまでで最も多いBAユニットを搭載したフラグシップイヤホン

なお、TRNのマルチBA機はほかに5BA構成の「TRN BA5」があります。また、ハイブリッド型では6BA+1DD構成の「TRN VX」があり、いずれにしてもTRNとしてはこれまでで最も多いBAユニットを搭載したイヤホンとなります。

TRNとしてのフラグシップモデルでもありますが、これでも海外価格は100ドルを超える程度ということで、大手メーカーのフラグシップとは桁が1つ違います。

TRN BA8の内容

ドライバー構成は、高域用の「30095」ユニットが3基、中高域の「50060」が2基、中音域~中低域の「29689」が2基、低域の「22955」が1基の4ウェイ8ドライバー構成。

ハウジング素材はCNC処理されたアルミ・マグネシウム合金。耐久性のある多層セラミックコーティングが表面に施されていて美麗です。カラーは国内では黒のみのようですが、海外ではライトグリーンもあり、そちらも見た目は魅力的。

0.75mm 2pinコネクタによるリケーブル対応で、付属ケーブルは4コアのオーディオグレードのOCC銅ケーブル。プラグは3.5mmステレオミニ。

プロのエンジニアによる13か月以上の研究開発を経て製造されたと謳う力作。どこのメーカーでも8BAもの規模で音をまとめるのは大変そうですが。

物理的なスペックは以下の通りで、この構成から考えられるイメージよりもかなり鳴らしやすそうな無難な数値にまとめられています。実際、メーカーでは高価な機器でなくとも鳴らしやすいというようにアピールしています。

インピーダンス:20Ω
感度:100dB / mW
周波数範囲:20Hz-20kHz

これだけのユニット数ながら、意外にも筐体サイズは大きすぎず、むしろ5BAモデル「TRN BA5」や6BA+1DD構成の「TRN VX」よりも小さくなっています。

レビュー・感想を分析すると競合機との比較や価格がポイント?

音については情報量が多く、クールな傾向のようです。金属的で人工的な印象も時に感じるようです。

価格破壊的な多ドライヤホンということでは、KZのASXのほうが片側10BAで10,500円!というこれ以上ないほどの安さで目立っていますから、本機のほうが物量面でのコスパは負けています。

それでもASX以上の値付けということは、肝心の音への自信はあると捉えてもいいのではないでしょうか。

有名レビュアーの評価では、駆動力はやはりそれなりに必要であろうということと、KZ系のマルチBAイヤホンの価格のインパクトに負けること、そもそも中華イヤホンとしてはやや高めということなどから、中華イヤホンの愛好家向けのややマニアックなモデルという位置づけになりそうです。

「TRN BA8」 8BA搭載のフラグシップ。100ドル超ながらTRNらしさを感じつつ各音域の質を高めたサウンドが魅力的な高音質中華イヤホン【レビュー】
https://bisonicr.ldblog.jp/archives/55861712.html

アマゾンでの評価もまだ少なく、その少ないレビューも「中華イヤホン蒐集家の方専用」という評価。やはりマニアックという位置づけになるのでしょうか(中華イヤホン+TRN)。

TRN BA8のレビュー・感想・意見など(ツイッター)

TRN BA8のレビュー・感想を参照(アマゾン)

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