Unique Melody MEST indigo レビュー・音質情報など

Unique Melody MEST indigo 4種類のドライバーを搭載した高級有線イヤホン

ミックスウェーブは、Unique Melodyブランドより、骨伝導/静電型/BA/ダイナミックの4種類のドライバーを搭載したユニバーサルタイプの高級有線イヤホン「MEST indigo」を4月28日に発売しました。国内限定60台で、価格は31.9万円。

骨伝導ドライバーを搭載した、MESTシリーズの最上位モデル。低域にダイナミック型×1、中域にBA×2、高域にBA×2、超高域に静電型×4、そしてフルレンジに骨伝導×1基を搭載した、全10ドライバー構成。

筐体にはエアクラフトグレードのカーボンファイバーシェルにスタビライズド・フルーツ・ウッドの立体的なデザインのフェイスプレートを採用。フィルター部は蓋を回すことで簡単にフィルター交換できるようになっています。

周波数特性は20Hz~70kHz、入力感度は118dB@1kHz、インピーダンスは13.2Ω。

付属ケーブルは着脱可能で、イヤホン側の端子はカスタム2ピン。MEST indigo用にカスタムした専用ケーブル「UM Copper M3 Custom Cable」を付属。4本のアッパーグレードのOCC導体で構成しています。

入力端子は、2.5mmバランス、3.5mmおよび4.4mm変換プラグを付属。ケーブル長は約120cm。シリコン製イヤーチップ(S/M/L)と、AZLA SednaEarfit Xelastec(SS/MS/M)、プレミアムレザーケースなどを付属。

Unique Melody MEST indigo レビュー(ツイッター)

Unique Melody MEST indigo 各種レビューからうかがえる傾向など

価格や限定数を考えると、かなり限られた人が興味を持ち、購入者も限られるように思えますが、ネット上を見ると、発売後すぐに購入した方のレビュー・感想がツイッターだけでも1人、2人ではない数見つかります。また、4/29日の「ヘッドフォン祭」に試聴展示されたこともあり、多くのイヤホン愛好家が試聴でき、その感想もネット上に上がってきています。

本機は既発売モデル「MEST MKII」(2021年9月発売。19.8万円)の上位的なモデル。「MEST MKII」は4種類で8つ使用したドライバーの構成は、低域にダイナミック型×1、中域にBA×2、高域にBA×2、超高域に静電型×2、フルレンジ骨伝導×1。

「MEST indigo」は静電型を増強することで、さらなる高音質化を狙っていると言えます。伸びやかな超高音域と洗練されたサウンド、空気感と卓越した音楽性が静電型の強化によるメリットと謳っています。

購入者の方々は、「MEST indigo」に満足しているようですが、試聴だけの人は、「MEST MKII」でも十分、あるいは、「MEST MKII」のほうが良いという意見もあるようです。

「MEST indigo」の音質傾向は、繊細で情報量の多い高域に特徴があるようで、好みや音楽ジャンルによっては高音が優勢な音に聴こえ、場合によっては聴き疲れすることもあり得るパターンのようです。

ただ、もともと、フラットだとかモニター志向ではなく、リスニング志向の音作りを積極的に行っているタイプでしょうから、ユーザーが納得できれば問題ないどころか、他には代えがたい一台になる可能性もあるのでしょう。

いずれにしても、価格も含めて、趣味性の高いアイテムであることは間違いないところです。

avgadgetken

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