ついにWBC2023の決勝戦に駒を進めた野球日本代表。
決勝は平日の朝ということで、これまでのように自宅のテレビで観ることが難しくなります。
それでも、通勤・通学時間にスマホで動画生配信で観ることができます。今回のWBCの日本戦は、動画サブスクサービスの「Amazonプライム・ビデオ」が配信しています。スマホやタブレットなどのモバイル端末では専用視聴アプリ「Prime Video」をインストールすることで観られます(「Amazonプライム」サービスに入会していることが前提)。
さて、スマホで観られるのはいいのですが、次に気になるのは「Amazonプライム・ビデオ」でWBCの試合動画をストリーミング視聴した場合、1試合でどれくらいのデータ消費をしてしまうのかでしょう。
というのも、スマホでインターネットを見られるようにしている人は多いでしょうが、それで使用できるデータ量は月当たり数GBから20GBといった制約・制約があるのが普通です。しかも、一般に動画をストリーミングで視聴すると、1時間当たりでGB単位を消費しかねないほどのデータ量を使うものです。
つまり、「Amazonプライム・ビデオ」でWBCの試合動画をストリーミング視聴したらかなりのデータを消費しそう、という不安が出てきます。
では、実際に「Amazonプライム・ビデオ」でWBCの試合動画をストリーミング視聴すればどれくらいのデータ消費の数値となるのでしょうか。
この疑問に対し、日本の決勝進出が決まった3/21当日に、早速、オーディオ・ビジュアル系のニュースサイト2つが検証記事を公開してくれました。
2つの記事を参考にすると、「Amazonプライム・ビデオ」ストリーミング時の画質は、アプリの設定で「中」「高」「最高」から選べることがまずわかります。画質が良くなるほどデータ消費量が多くなります。
最も低画質の「中」の場合は1時間あたり約0.6GB、「高」の場合は同じく1.8GB、「最高」の場合は同じく5.8GBのデータが使われると、「Amazonプライム・ビデオ」側が公称していることもわかります。
「最高」に設定して、試合時間が仮に3時間とすると、それだけで17.4GBのデータが消費されることになります。
これが「中」だと1試合3時間で1.8GBになります。
この数値はおおよそのもので、変動ありとしています。実際、ITmediaの日本対メキシコ戦での実測地ではAmazon Prime Videoでの消費データ量は3時間15分で約2.7GB、1時間当たり0.8GBと公称より多くなっています。
「Amazonプライム・ビデオ」でWBCの試合動画をストリーミング視聴すると、1試合当たり、少なくとも2GB程度、場合によって3GBのデータ消費量は覚悟する必要がありそうです。
なお、画質については「中」でも720p60fps程度と推測されていて、スマホ画面で観る分には問題ない品位は確保されています。ちなみに「Amazonプライム・ビデオ」でのWBC配信は4K画質には対応していないようで、「最高」でもフルHD解像度と推測されます。自宅の4Kテレビで高画質視聴をしたい人には「最高」でも物足りないかもしれません。
この試合を観るためだけにお金を払って(月500円)、Amazonプライム会員になりたくない人も、新規ユーザー向けに30日間の無料体験が可能なので、まずはそちらから試してみてはいかがでしょうか。もちろん、無料体験でもWBC決勝を無料視聴できます(無料期間後は月額500円が発生しますが、無料期間内に更新をキャンセルすれば無料で終了できます)。