XP-2 Proは中国・xDuooによるBluetoothレシーバー/USB-DAC/ヘッドホンアンプ。国内アマゾン価格14,800円で発売中。
DACチップに旭化成エレクトロニクスの「AKM AK4452」を搭載。BluetoothレシーバーとしてはLDAC/aptX HD/aptX/AAC/SBCと豊富なコーデックに対応。Bleutooth 5.0準拠。Qualcomm CSR8675 Bluetoothチップを搭載。NFC機能にも対応。
ヘッドホンアンプとしては3.5mmステレオミニ端子のみながら、出力:300mW @32Ωのハイパワーに加え、対応インピーダンス:16-300Ωと幅広いイヤホン、ヘッドホンを駆動できる優秀なスペック。
USB-C入力によりハイレゾ対応のUSB-DACとして使えるほか(PCM-32bit/384KHz、DSD256とDXD32bit/352.8KHzをサポート)、AUX入力により、単体のアナログ入力対応ポータブルヘッドホンアンプにもなります。USB入力はWin7/Win8/Win10/Mac OSX/IOS/Androidと幅広い機器に対応。
アルミニウム合金と2.5Dガラスを採用したボディ、ダイヤル式の無段階ボリュームコントロール&マルチカラーインジケーター搭載。
1800mAhの内蔵バッテリーにより、連続再生時間:約8時間(USB)/約15時間(Bluetooth)を実現。
充電時間:約3時間。
サイズ:105x55x15.6mm 重量:142g
価格に対しての内容・機能はなかなかのもの。あえて言えば、ヘッドホン出力が2.5mmか4.4mmのバランス接続に対応していないのはライバル機(Shanling UP4やFiiO BTR5など)に対しては劣ります。
一方、アンバランスタイプのBluetoothレシーバー/ポタアンとしては、出力が強力かつ、ハイインピーダンスにも対応できる点ではライバルを凌駕します。
本機の国内レビューはまだ少ないのですが、それでも音質自体は価格を考えると良好なことはうかがえます。ボリュームが無段階のため、使いやすいという意見もポイントでしょう。
使い勝手の面ではBluetoothの電波受信がライバルよりも弱いのではないか、ライバル機より3倍くらい大きいのでポータビリティーでは負けるといった意見もあります。
なお、xDuooにもXD05 BALというバランス接続対応のBluetoothレシーバーがありますが、アマゾン価格44,500円と高く、サイズ・重量も大きめです(Bluetoothレシーバー+xDuoo)。
https://watchmono.com/e/xduoo-xp-2-pro-review-check