xiaomi(シャオミ)から、世界初のLHDC 4.0対応を謳うアクティブノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 3 Pro」が海外発表されました。699人民元(約12,000円)。海外では10月9日に発売予定。
24bit/96kHzの高品位オーディオ伝送を実現するLHDC 4.0に世界で初めて対応したという完全ワイヤレスイヤホン。正式なモデル名は「Xiaomi True Wireless Noise Cancelling Headphones 3 Pro」。
最大40dBの騒音低減と、3つのモードを選択できるアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も強力。
ダイナミック型ドライバーは、ダイヤモンドに近い特性を持つダイヤモンドライクカーボン(DLC)を振動板に採用。
360°サラウンドサウンドフィールドと呼ぶ、「空間オーディオ」再生に対応するのも特徴。これもシャオミ初。HRTFプロフェッショナルチューニングによるヘッドトラッキングにも対応。
連続再生時間:約6時間/約27時間(イヤホン+ケース)。ワイヤレス充電対応。
イヤホン本体はIP55の防塵/防水性能。片側の重量は4.8g。イヤホンの形状はAirPodsに似たいわゆるスティック型。
LHDC 4.0はじめ、どれもこれも気になるような内容ばかり。ただ、LHDC 4.0が従来のLHDCとどう違うのかがいまのところよくわかりません(従来から24bit/96kHz対応だったので)。
「空間オーディオ」はアップルのものとは違うのかもしれませんが、いずれにしても完全ワイヤレスイヤホンでの立体音響再生が進んでいくのでしょう。
これだけの内容でこの価格も驚き。ぜひ国内展開もして欲しいものです。
紛らわしいのは、Xiaomiのサブブランド・Redmeから出ている「Redmi Buds 3 Pro」というモデルがすでに発売されていること。こちらは廉価なハイコスパを狙ったブランドということもあり、ANCと外音取り込み、マルチポイントが付いて海外価格で5千円程度(国内は9千円ほど)という内容は充実しているものの、「Xiaomi Buds 3 Pro」のような音質重視の特徴は備えておらず、全くの別物です。