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1MORE EHD9001BA 高性能なNC搭載ネックバンド型BTイヤホン!E1004BAと比較しての違いは?

Bluetoothイヤホン

1MORE EHD9001BA NC搭載ネックバンド型BTイヤホン

フリーウェイは、同社が取り扱う中国・1MOREより、アクティブノイズキャンセル機能を搭載したネックバンド型Bluetoothイヤホン「EHD9001BA」を7月10日から発売します。オープン価格で、税込22,000円前後での実売が予想されます。

2019年2月に同価格で発売された「E1004BA」の後継機です。引き続き、アクティブノイズキャンセリング機能とハイブリッドドライバー構成を特徴としていますが、多くの点で改良が施されています。

「EHD9001BA」と「E1004BA」を比較しての数々の違い

「EHD9001BA」は、13.6mm径のダイナミックドライバーと、独自開発のBAドライバーを1基ずつ搭載する、ハイブリッドデュアルドライバー構成を採用。

「E1004BA」では特許を持つチタン複合振動板を採用したダイナミックドライバーと、独自BAドライバーによるハイブリッドドライバー構成としていました。

「EHD9001BA」ではもしかして、ダイナミックドライバーの品位は「E1004BA」よりも落としているのかもしれません。

一方、「EHD9001BA」はグラミー賞受賞のサウンドエンジニア、Luca Bignardi氏によるチューニングが施されているとしていますが、「E1004BA」では謳っていません。サウンドチューニングの点では「EHD9001BA」が上回っているようです。

アクティブノイズキャンセリング機能(NC機能)については、「EHD9001BA」では独自開発のデジタルアクティブノイズリダクションプロセッサーにより、最大40dBsのノイズを低減すると謳っています。これはイヤホンのNC機能としてはなかなか優秀なスペックです。

「E1004BA」では強力なノイズ低減よりも、NC機能によって、音質が変化・劣化することを抑える設計をアピールしていました。見方によってはそれほど強力ではないノイズ低減性能を音質のよさを謳うことであまり話題にしないという狙いもあったのかもしれません。

さらに、「EHD9001BA」では強風時の騒音ノイズを低減するWNRモード(Wind Noise Reduction)を備え、オフ/Level1/Level2/WNRと4段階のノイズキャンセル効果から選択可能と、NCの効き方を調整できるのも新機能です。外音取り込みも従来同様可能です。

「EHD9001BA」のBluetoothはバージョン5.0(従来は4.2)、プロファイルはHFP/A2DP/AVRCP。

対応コーデックとバッテリー持ちが大幅にブラッシュアップ

対応コーデックは大幅に向上。「E1004BA」ではSBCのみだったものが、「EHD9001BA」ではSBC・AACに加えて、LDACにも対応。LDACに対応するネックバンド型Bluetoothイヤホンはソニー製を中心に少ないだけにおおいに注目です。

バッテリー持ちも大幅向上。

「EHD9001BA」の連続再生時間は最大約20時間(AAC再生/NC OFF時)。急速充電に対応し、約10分の充電時間で約3時間の使用が可能。LDAC再生/NC ON時には約7.5時間の再生が可能。

「E1004BA」では1時間の充電時間で最大7.5時間としていました。

長旅でも充電の手間が省けますし、仮に充電が切れてもすぐに間に合わせの充電ができるので便利です。

イヤホン部にはマグネットを内蔵し、首元で左右のイヤホンをひとつにまとめることが可能。また、ネックバンド部分はメモリーメタルコアとシリコンカバーにより柔軟性と耐久性を兼ね備えるという使い勝手のよさは従来同様のようです。

あらたにIPX5の防水性も装備。「E1004BA」では防水性を謳っていませんでしたので、大きな向上です。

イヤーピースはXS/S/M/Lサイズを付属。ほか充電用 USB Type-Cケーブル、Type-C – 3.5mm変換ケーブル、オリジナルポーチも同梱。

つまり、付属のケーブルを使用することで、USB Type-Cポートを搭載したPCやスマホと有線接続できます。この機能は「E1004BA」から引き続き対応しているものです。

両機の比較では多くの点で「EHD9001BA」が上回っています

両機を比較してみると、ノイズキャンセリング機能とバッテリー性能、対応コーデック、防水性など多くの点で「EHD9001BA」が「E1004BA」を上回っています。普通に考えると「EHD9001BA」を選ぶので問題ないでしょう。

もしかして、イヤホン本体の品位が「E1004BA」のほうがよい可能性もありますが、AACやLDACコーデックを使用すれば相殺されてしまうのではないでしょうか?有線接続なら「E1004BA」のほうが有利かもしれませんが、わざわざUSB-C接続用に買う人も少ないでしょうし。

SONY WI-1000Xとの比較が重要?

さて、本機のような左右一体型Bluetoothイヤホンでノイズキャンセリング機能を搭載し、イヤホンはハイブリッド構成、さらにLDAC対応という条件のモデルはほかに、ソニーのWI-1000XM2と、その前のモデルのWI-1000Xしかありません。WI-1000XM2は価格がずっと上なので、競合ではないでしょうが、WI-1000Xは現在の実売が2万円少しで競合します。

そうなると、WI-1000Xでは圧縮音源を補完する「DSEE」や多彩な音質調整機能、また、NC機能自体もハイレベルで、なかなか「EHD9001BA」がWI-1000Xには対抗しきれない感じもあります。

ただ、WI-1000Xはいずれ販売終了になるのであれば、この価格帯で似たような内容のイヤホンはなくなるので、本機の存在価値は高まるかもしれません。

「EHD9001BA」はソニーに対しては、USB-Cで直接デジタル接続でき、ハイレゾ再生も可能な点ではアドバンテージがあります。この点を重視するなら「EHD9001BA」は大いに価値があります。

なお、左右一体型Bluetoothイヤホンでノイズキャンセリング機能を搭載し、LDAC対応で、イヤホン部がダイナミック型構成のモデルならAusounds「AU-Flex ANC」が実売2.4万円程度でこの6月に発売されています(ネックバンド型Bluetoothイヤホン+MORE)。

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