1MOREは5月10日、LDACに対応した完全ワイヤレスイヤホン「1MORE EVO」を発売。税込み価格は19,990円で、6月10日までは1カ月限定特価として3,000円オフクーポンを配布しています。
1MOREブランドとして初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホン。最大42dBの騒音低減性能を実現したアクティブノイズキャンセリング機能や、グラミー賞を4度獲得したサウンドエンジニアであるLuca Bignardi氏がチューニングを担当など、高音質イヤホンに定評のあるブランドらしい内容となっています。
海外発売の記事でだいたいの内容はご紹介済みです。
audio-sound @ hatena@audio_sound_Twr 黒地に映えるローズゴールドデザインが美しい #1more EVO。
軽く聴いてみた感じ、標準のサウンドはEdifier NeoBuds Proとわりと傾向が似ていて、若干エッジがはっきりしすぎる気がします。低域も強くて太い音。… https://t.co/Xben9DHgGq
audio-sound @ hatena@audio_sound_Twr はてなブログに投稿しました #はてなブログ
【完全ワイヤレスイヤホン 1more EVO ファーストインプレッション】ANC性能は悪くなく、外観のビルドも美しい。サウンドバランスは少し癖が強いドンシャリ – audio-sound… https://t.co/dnd5ZJG5bG
1MORE EVOレビュー:自分好みのサウンドにチューニングできる!ハイレゾ対応の1MOREのフラッグシップTWS! | OREFOLDER https://t.co/7Qotrh7ij8
1MORE EVO
LDAC機と言う事で購入。まだ数時間聴いただけだが、ぶっちゃけこの低音は好きくない…。
大分ブーミーで細かい音が潰れている。低中域寄りだろうか。クリアな音質傾向ではない。全体的に音に抑揚が無く面白味が感じられ… https://t.co/aunLVrqrww
この前レビューした1More EVO
提供品だけど、気に入ったのでTwitterでも紹介しちゃう。価格的に厳しいポジションだけど、16990円でこの音ならかなり楽しめると思う。
https://t.co/Cfz6gv6jyW https://t.co/P39ammnmAA
My New Gear…
1MORE EVO 着弾。
これタッチ操作でアンビエントへ切り替え出来ない?もしかして。
早速SoundIDで好みの音質にしてみました。
音声ガイダンスあるともっと良かった。 https://t.co/LQqsm6PSaF
AirPods Proと聴き比べると、LDAC非対応のiPhoneでも音の厚みや迫力は「1More Evo」が上。アプリの細かい点が少し修正されると使いやすさがアップすると思うので期待。 / “【レビュー】ハイレゾ対応ワイヤレスイ… https://t.co/PbgBiFtgfn
中国のオフィシャルストアでは999人民元(約19,000円)でしたから、日本でも同じくらいの価格で発売されたのはありがたいことです。
完全ワイヤレスイヤホンでは珍しいハイブリッド構成(10mm径ダイナミック型とバランスドアーマチュア(BA)を組み合わせ)ということで、音質面にも期待が持たれます。
どうやら、似たような構成で、Bluetoothチップも同じメーカー(Bestechnic)であるEDFIERの 「NeoBuds Pro」に内容(LDACと-42dBのANC)も酷似しているだけでなく、標準ではややドンシャリできつめのサウンドであることも似ているようです。各レビュー記事でも「NeoBuds Pro」と比較している人がいるだけに、この2モデルはライバルと言えるようです。(本機はBES2500、NeoBuds ProはBES2300を使用しているようです)
「NeoBuds Pro」もそうですが、専用アプリで音質を好みに変えられる(イコライザー機能)ので、音質が気に入らなければ、自分で調整すれば良さそうです。Sonarworks監修のSound IDに対応しており、鳴らされる曲に合わせて調整することもできます。
ただ、標準状態で、癖の少ないフラットやナチュラル傾向のサウンドを求める向きには適していないのかもしれません。
従来モデルのひとつ「Comfobuds Pro」ではもっと正統派のスタジオチューニング(つまりフラットやナチュラル傾向)に感じたというレビューもあり、これはどうしたことかと思いますが、幅広いユーザーを考慮すると、やや派手目の音のほうがいいという判断なのでしょうか。
強力かつ4モード切替で状況に応じた騒音低減を謳うANC性能については、メーカーが謳うとおりにかなりハイレベルなようです。アップル製品のニュース記事で有名な国内サイトで、AirPods Proと比較しても1MORE EVOのほうがANC性能が高いと感じたというレビューは大きいと思います。あそこは有名なサイトながら、あまりイヤホンのレビューは見かけないだけに、しかもアップル製品よりも持ち上げるというのも驚きで、相当な実力をうかがわせます。
(ANCは、最大42dBまでのノイズを低減する騒音低減能力最重視の「ディープモード」、騒がしいカフェやオフィスなどの中音域の環境に最適という「マイルドモード」、屋外などでの強風時の騒音を低減できる「WNR(Wind Noise Reduction)モード」、環境ノイズに合わせて自動的にカットし、バランスよく音源を再生するという「スマートモード」、音楽を聴きながら周りの音も聞き取りやすく調整する「環境パスモード」、ボーカルを強調する「ボーカルエンハンスモード」の合計6つのモードを搭載)
1MORE EVOはLDAC対応のハイブリッド型構成という音質重視型TWSイヤホンとして、一定以上の音質を備えているものの、その標準状態でのサウンドは好みが分かれるようです。一方、ANC性能は強力であり、騒音低減性能も重視したい向きには適していそうです。