USB外付けサウンドカード「EPOS | SENNHEISER GSX 300」
EPOS(イーポス)は、外付けサウンドカード「EPOS | SENNHEISER GSX 300」を発売しました。価格は10,980円(税込)。本体カラーは白と黒の2色を用意。
最大96kHz/24bitのハイレゾ・ステレオ再生や、48kHz/16bitの7.1chサラウンド再生が行える(Windows 10のみ)USB接続のサウンドカード。背面にはマイクとオーディオ用の3.5mm端子をそれぞれ搭載。
おもにゲーミングPCのオーディオをアップグレードするためのUSB接続のサウンドカード。電源はUSBバスパワー方式。
Windows 10では7.1chサラウンド再生やサウンド処理が可能
Windows 10用のソフトウェア「EPOS Gaming Suite」を使用することで、7.1chサラウンドサウンドのカスタマイズ、 ゲームごとにイコライザーなどのサウンド処理が可能。また、通話時のノイズキャンセリング機能により、ヘッドセットや外部マイクでのクリアなコミュニケーションも行えるとしています。
正面には各種操作を簡単に行えるスマートボタンを備え、モードやプロファイルを切り替えることもできます。またLEDインジケーターにより、現在のモードやプロファイルの表示も行えます。
なお、専用ソフトを使ってサラウンドやイコライザーを使用できるのはWindows 10のみですが、USB接続のサウンドカードとしてはMac、PlayStation 4、Nintendo Switch、Android 7.0以降対応デバイスと、USBインターフェースを備えた幅広い機器と可能です。
EPOSなるメーカー(ブランド)は何?
手軽な価格でなかなかの機能を備えたUSBサウンドカードです。EPOSなるメーカー(ブランド)は何?となるかもしれませんが、これはゼンハイザーのゲーミング製品を扱う新ブランドのことで、今年立ち上げられたばかりです。ですから、EPOSブランド自体は新しいですが、その実態は老舗オーディオブランドのゼンハイザーです。非常に音質に定評のあるメーカーなので、音質面での心配は全くないでしょう。
ゲーム向けのサウンドカードではありますが、ゼンハイザーということもあり、オーディオ鑑賞用のハイレゾ対応USB-DAC/ヘッドホンアンプとしてもメーカーはアピールしています。
組み合わせるヘッドホンやヘッドセットはもちろんゼンハイザー製がいいでしょう。ただ、ゼンハイザーの高級ヘッドホンは安価なヘッドホンアンプでは駆動しにくいハイインピーダンス機が多いので、150Ωを超えるようなモデルは避けたほうがいいかもしれません。
「EPOS | SENNHEISER」の今後にも注目
ゼンハイザーはこれまでゼンハイザーブランドのまま、ゲーミング用のヘッドセットやサウンドカードを発売してきました。たとえば、 GSX 1000という定番のサウンドカードもあります。従来のモデルとの住み分けはどうするのかと思ったら、GSX 1000などの従来モデルも新たに「EPOS | SENNHEISER」として発売し直されます。本体にもわざわざ「EPOS | SENNHEISER」と刻印されています。
EPOSという名前だけではやはりブランド力に不安なのか、「EPOS | SENNHEISER」とダブルネームになっているのはどうなのでしょうか?
いずれにしても、これからのゲーミング向け新製品も「EPOS | SENNHEISER」のネームで発表されるでしょう。どんな新製品を出してくるのかも注目です。
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