TRN T300 完全ワイヤレスイヤホン第3弾モデル
TRN T300は、TRN BT20s、TRN T200に次ぐ、TRNの完全ワイヤレスイヤホン第3弾モデル。
TRN T300の内容
Qualcomm QCC3046のBluetoothチップ採用や2BA+1DDのハイブリッドドライバー構成で国内アマゾン9,000円程度。いわゆる中華メーカーで、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載していない割には高いくらいで、つまりは音質重視のモデルということです。
規格:Bluetooth 5.2
Qualcomm QCC3046 Bluetoothチップ採用
コーデック:aptX/AAC/SBC
連続再生時間:約4時間
充電時間:約1.5時間
ドライバー:バランスドアーマチュアx2(30019)+8mm径ダイナミック型(デュアル磁気回路)
充電端子:USB Type-C
重量:5g(イヤホン)/43g(ケース)
親機に左右されない左右独立接続機能TrueWireless Mirroring対応、タッチコントロール、IPX5の防水性能、最大72時間再生を可能なインジケーター搭載のバッテリーケース、ワイヤレス充電対応(Qi)など
前作TRN T200の内容
なお、前作TRN T200(実売価格5,980円)はQualcomm QCC3020のBluetoothチップ採用で1BA+1DDのハイブリッド構成。こちらもアクティブノイズキャンセリング機能はありません。
規格:Bluetooth 5.0
Qualcomm QCC3020 Bluetoothチップ採用
コーデック:aptX/AAC/SBC
連続再生時間:約7時間
充電時間:約1.5時間、
1BA+1DDのハイブリッドドライバー、
重量:5.3g(イヤホン)、36.9g(ケース)
IPX5の防水性能、3Dタッチコントロールボタン、最大3回分の充電が可能なバッテリーケース、ケースをから取り出すと同時に接続を行う自動ペアリング機能、など
TRN T300とT200を比較しての違い
前作のT200は2019年のモデルということもあり、進歩の早い完全ワイヤレスイヤホン業界だけにT300のほうが音質や接続安定性では有利であるのは間違いないでしょう。ただ、T200は再生時間が短くなりがちなハイブリッド型TWSイヤホンとしてかなり頑張っています。T300はいくらハイブリッド型とは言っても一回の充電で4時間再生は現在の水準としては短いと言わざるを得ません。
TRN T300のレビュー記事情報
https://watchmono.com/e/trn-t300-review-check
https://bisonicr.ldblog.jp/archives/55805619.html
http://audioreview.m1001.coreserver.jp/trn-t300/
TRN T300のレビューから読み取れる傾向
音質についてはT300はかなり優秀なようで、購入したイヤホン愛好家の多くが好意的にその音質を評しています。少なくともT200の音質は軽く超えているということでいいようです。いわゆる中華イヤホンのハイブリッド型イヤホン系のレンジ感や解像度、情報量志向のややクールなサウンドという傾向のようです。
ハイブリッド型のTWSイヤホンで気になりやすい本体の大きさもそれほどでもなく、むしろ軽量というくらいのようです。
残念なこととしては、QCC3046はハイレゾにも対応でき、低遅延や接続安定性の面でも有利なaptX Adaptiveコーデックの受信に対応しているチップですが、本機では非対応。ただ、その必要性を感じないほど高音質という意見もあります。専用アプリなどもありませんが、シンプルな機能性で音質を追求したイヤホンとしてとらえれば問題ではないでしょう(完全ワイヤレスイヤホン+TRN)。
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