Anker Soundcore Liberty 3 Pro
Ankerは、Soundcoreブランドより、ブランド史上最高音質とする完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 3 Pro」を11月4日に発売しました。カラーはミッドナイトブラック、クラウドホワイトの2色。価格は19,800円。Amazonでは初回3,000個限定で、Amazonポイント20%を付与する初回セールを実施。11月下旬にはアイスブルー、ライトパープルの2色も追加で発売。
ブランド史上最高音質を謳う完全ワイヤレスイヤホン
出典:Amazon
独自のウルトラノイズキャンセルとLDACコーデックの対応で、ブランド史上最高音質とする完全ワイヤレスイヤホン。
ウルトラノイズキャンセルとLDACコーデックを搭載していた前機種「Liberty 2 Pro」(2021年10月発売 13,980円)の改良型の上位機。
「Liberty 2 Pro」と比較しての違いを交えながら「Liberty 3 Pro」の内容をご紹介
「Liberty 2 Pro」と比較しての違いを交えながら「Liberty 3 Pro」の内容をご紹介。
独自のウルトラノイズキャンセリングを2.0にバージョンアップして搭載
出典:Amazon
「Liberty 3 Pro」は、「Liberty 2 Pro」でも搭載していた独自のウルトラノイズキャンセリング(アクティブノイズキャンセリング機能)を2.0にバージョンアップして搭載。新たにSoundcoreアプリ上での⼿動切り替えの必要がなく、外部環境を認識して⾃動で切り替わる仕様に進化。より⾼い利便性と⾳楽鑑賞に集中できる没⼊感を追求したとしています。
ワイヤレスでハイレゾ相当の再生が可能なコーデックLDACをサポート
Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはSBC、AACに加え、ワイヤレスでハイレゾ相当の再生が可能なコーデックLDACをサポート。
「Liberty 2 Pro」もAnker初のLDACコーデック対応完全ワイヤレスイヤホンとして話題となりましたが、「Liberty 3 Pro」はAnkerとしてLDAC対応の第2号機となります。
独自の音響構造「A.C.A.A 2.0(同軸⾳響構造)」を搭載
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ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバー(BA)を1つのモジュールに統合して同軸上に配置する独自の音響構造「A.C.A.A 2.0(同軸⾳響構造)」を搭載。
「Liberty 2 Pro」でもD型とBA型を同様に同軸配置する「A.C.A.A」を採用していたものを2.0に進化させています。
本体サイズもモジュール設計を再構築することで「Liberty 2 Pro」から小型化。
マルチポイントにも新たに対応
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同時に2台の機器と接続が可能なマルチポイントにも新たに対応。プロファイルは引き続きA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応。クリアな通話が楽しめるとしています。
専用アプリ「Soundcoreアプリ」で使える機能も拡充
専用アプリ「Soundcoreアプリ」で使える機能も拡充。好みに合わせたイコライザー設定や、イヤホン本体のタッチ操作のカスタマイズ、外⾳取り込み機能のほか、聴覚テストによる⾳のバランス調整や、⽿の形を検知してノイズキャンセリング効果を⾼めるパーソナライズ機能を新たに搭載。
バッテリー性能
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最大連続再生時間はノイズキャンセリングモード使用で6時間。充電ケース併用では最大24時間再生可能。なお、LDAC通信時はさらに再生時間が短くなります。充電時間は約2時間。ワイヤレス充電にも対応し、ワイヤレスの場合は約3.5時間で充電が完了。
「Liberty 2 Pro」ではノイズキャンセリングモード使用で7時間。充電ケース併用では最大27時間再生可能でした。
イヤホンは従来同様にIPX4相当の防水対応。重量は充電ケース込みで約59g(「Liberty 2 Pro」では約70gでした)。イヤーピース(4種類)、イヤーウィング(4種類)、USBケーブルなどが付属。
アンカーにしては高価格?
「Liberty 2 Pro」でAnker初のLDACコーデック対応完全ワイヤレスイヤホンとして話題となったばかりのAnkerですが、早くも第2弾モデル。
「Liberty 2 Pro」はLDACコーデック対応完全ワイヤレスイヤホンとして、アクティブノイズキャンセリング機能やハイブリッド構造、専用アプリなどがありながら安いということでも話題で、発売後から高い人気が続いています。
「Liberty 3 Pro」は、「Liberty 2 Pro」のさらなる高みを目指した上位モデルで、たしかにノイズキャンセリング性能や、音質面などでいっそうの向上を果たしているようです。「ブランド史上最高音質」は伊達ではないようです。
一方で、リーズナブルさに対する期待の高いアンカーにしては、価格が高くなってしまったというイメージを本機に抱くユーザーも少なくないようで、この価格になると大手メーカーの2万円台のモデルに音質的にも匹敵できなければ厳しいかもしれません。発売後しばらくすると定価が大きく下がる可能性もあり、その場合は再びアンカーのハイコスパぶりが発揮されることになるのかもしれません。
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