オーディオ愛好家やイヤホン愛好家でなくても圧倒的な認知度を誇るAppleのAirPodsシリーズ。AirPodsの第3世代モデル(AirPods 3)は、9月14日(現地時間)でのイベントでは発表されませんでした。
しかし、国内外の各種報道やブログなどでは、AirPods 3の開発は行われており、発表も近いという情報が出ています。これもいつものことですが、複数のリーカー?による情報などだそうです。
また、発売についても年内という情報も出てきています。
9月14日のイベントで発表されなかったのは意外ですが、AirPods 3の発表・発売自体は順当なところです。
さて、当のApple自身、ハイレゾストリーミングのApple Musicを開始しながら、自社製Blueoothヘッドホン、イヤホンではハイレゾコーデック(LDACなど)に対応していないというもどかしい状況が続いています。
その打破のためにはAirPods 3でのハイレゾコーデック対応が期待されますが、いずれも他社が主導する方式であるLDACやaptX Adaptiveに対応するとはとても思えません。そもそも、Appleはオーディオにおけるハイレゾ再生自体に長年、本格的に取り組んでおらず(ハイレゾそのものに懐疑的?)、AirPlayすらまだハイレゾ非対応なくらいです。
しかし、ハイレゾストリーミングのApple Musicを開始している手前、これからはそうもいかないでしょう。
だからといってやはり既存のハイレゾコーデックに対応するとは思えません。となると、自社で開発したハイレゾ対応の新コーデックで対応するといったこともあるでしょうか。
実際、そうなったらそうなったで大変ありがたいことですが、現実的にはあまり期待できない気がします。
ハイレゾ対応は置いておいて、まずはAirPods 3の発表を冷静に待ちたいと思います。