AppleがiPod発売20周年を記念して「iPod Max」を発売か?という記事が製品のコンセプト画像を伴って海外のメディアで取り上げられているそうです。
たんにiPod発売20周年を記念してかつてのiPodを復刻するというのではなく、Appleが先ごろハイレゾ対応を発表したApple Musicにも対応するなど、機能面では現代化を果たしているようです。
一方で、まさに現在のDAP文化を作り上げたという意味では、iPod Classicこそがその代表という思いもあるようで、デザイン的にはiPod Classicを踏襲するという記念モデルとしてはわかりますが、最新の実用品としては思いきった仕様となっています。つまり、あの伝説的なホイールを備えているわけです。
ただ、画面は3インチのRetinaディスプレイとなっており、タッチ操作ができるのであればホイールは名機を追体験できるギミックということになりましょう。
オーディオ関連アプリに特化したデバイスという前提ですが、iOSの一種を搭載するらしいということで、利便性も期待できそうです。
そのほか、
Apple S6プロセッサとW3チップ
AirPlay 3 + Bluetooth
iPhoneとのペアリング
512GBのストレージ
といった名前・概要を見ただけでも魅力的な内容が並びます。
もちろん、本体には有線接続端子も搭載。これについては3.5mmステレオミニのみのようで、さすがにバランス接続には対応していないようです。
BluetoothもLDACには対応していないようです。AACどまりなのでしょうか?
価格はヘッドホンのAirPods MAXなみということで、649ドル(約7万円)ということです。
と、実際に発売されても話題になりそうな「iPod Max」ですが、これらの話は、こういうモデルがあったらいいね、という意味でメディアが勝手に想像した架空の話ということのようです。
とはいえ、実際にあってもおかしくないというか、面白いモデルには感じます。Appleが実際に出すのであれば、3.5mmステレオミニ端子はなしで、有線端子はLightningのみ、くらいやりそうですが。
ただ、この冗談記事?に出てくる現在は架空の規格である「AirPlay 3」は、現行のAirPlay 2がハイレゾ非対応なだけに、ハイレゾ対応化を果たしたうえで実際に登場してもらわなければ困る規格です。