アユートは、Astell&Kernブランドの新製品として、ケーブルタイプのUSB-DAC/ヘッドホンアンプの第2弾モデル「AK HC2」を2022年6月に発売予定。店頭予想価格は27,980円前後。詳細な発売日は確定次第アナウンスするとしています。
スマートフォンなどとUSB接続する、コンパクトなバスパワータイプのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ。最近増えている、USBメモリサイズの製品のひとつです。USBドングル型DACなどとも呼ばれています。
ブランドとしては「AK PEE51(AK HC1)」(約1.3万円)に次ぐ、同タイプの第2弾製品。
「AK PEE51(AK HC1)」と比較しての違いを交えつつ、「AK HC2」をご紹介。
DACチップは、Cirrus Logic製「Master HIFI DAC CS43198」をデュアルDAC構成で搭載。最大PCM 368KHz/32bit、DSD256(DSD 11.2MHz)までのネイティブ再生に対応。DACチップと対応フォーマットのスペックはこれまでと同じ。
ヘッドホン出力は4.4mmの5極(GND接続あり)バランス出力を搭載。
ヘッドホンアンプ部は最大4Vrmsと高出力。「AK PEE51(AK HC1)」の最大2Vrmsから倍増。
Astell&Kern専用に制作されたタンタルコンデンサーを採用するなど、引き続き、アナログ段の音質重視設計を継承・発展させています。
銅芯線に錫コーティングを施した高耐久性デュアルノイズシールドケーブルを採用。付属のUSB-C to LightningアダプターでiOSデバイスとも接続できるようになりました。ケーブルは先代同様に本体直出しタイプです。
Android OS用に新たに開発した専用のボリューム調節連携アプリも用意。細かなボリューム調整が可能になりました。なお、このアプリは「AK PEE51(AK HC1)」でも使えるそうです。
「AK PEE51(AK HC1)」の内容についてはこちらでもご紹介しています。
「AK PEE51(AK HC1)」は価格や3.5mmステレオミニ専用という内容にしては、かなり音質は良かったという評価を得ている印象です。それだけに「AK HC2」も期待できそうです。