以前当サイトで、「FiiO 11 Plus」として海外発表されたことをお伝えしていたFiiOのDAPが、「FiiO M11Plus LTD」という型番で国内発売されることが国内代理店のエミライから発表されました。発売日や価格はまだ未定です。2021年第2四半期の発売を予定しているとしています。
海外発表の記事でもお伝えしていたように、DACにAKM製「AK4497」を採用することから、限定生産モデルとなります。AKMのDACは工場火災の影響で、新規の供給が滞っているためです。
内容面では以前ご紹介した記事同様で、特に驚くような新機能などはありません。
FiiOのDAPは、音質面、機能面、動作の安定面のいずれにおいても定評があるだけに、本機も大いに期待できるでしょう。
海外ではM11 PlusのAKM DAC版が無くなった後には、ESS ES9068ASを搭載したM11plus E(仮称)というモデルとして安定供給を図る、という計画があることも改めてお伝えします。
AKMのDACチップ、特に「AK4497」にこだわる方には見逃せないDAPとなるようです。
旭化成エレクトロニクスのDACチップの安定供給再開も願いたいところです。