HIFIMANの平面駆動型ヘッドホン「Edition XS」
HIFIMANの平面駆動型ヘッドホン「Edition XS」は2022年2月11日に税込み59,500円で国内発売されています。
「Edition XS」の内容はこちらでも紹介しています。
・平面磁界駆動型の開放型ヘッドホン・オーバーイヤー型・有線接続専用
・NsD(NEO supernano Diaphragm)振動版を採用
・特殊な形状で歪みの少ないサウンドが得られるという、ステルスマグネットを新たに採用
・周波数特性は8Hz~50kHz。インピーダンスは18Ω。感度は92dB。重量は405g。
・ケーブルは3.5mm端子/両出しのケーブル着脱式。ヘッドホンケーブル(1.5m)、6.3mmステレオ標準変換アダプタなどが付属。
HIFIMANの平面駆動型ヘッドホンは本機に限らずリケーブル・バランス接続可能
HIFIMANの平面駆動型ヘッドホンは、本体とは3.5mm端子/両出しのケーブル着脱式を採用しているため、リケーブルが可能です。ヘッドホン側が3.5mm 3極で左右分離、アンプ側が3.5mm 3極のものが標準装備であり、リケーブル品もこの内容での互換が基本です。ヘッドホン側は3.5mm2極で左右分離でも使用可能です。
標準装備のケーブルはアンバランス専用なだけに、4.4mmや2.5mm径のバランス接続を実行したい場合はリケーブルが必須です。
HIFIMANの平面駆動型ヘッドホンは世界的に人気が高いだけに、サードパーティー製のリケーブルも選択肢にあるので、リケーブルによる音質変化も楽しめるでしょう。
そもそもこのタイプのヘッドホンリケーブルは業界の共通的な規格になっており、
・HIFIMAN HE1000SE, HE6SE, HE5SE, ARYA, ANANDA, SUNDARA
といったHIFIMANのヘッドホンはもちろん、
・Beyerdynamic T1 2nd Generation, T5p 2nd Generation, AMIRON HOME
・SONY MDR-Z7, MDR-Z7M2, MDR-Z1R
・FOCAL ELEAR, CLEAR
・DENON AH-D5200, AH-D7200, AH-D9200, AH-D7100
・PIONEER SE-MONITOR5
・JVC HA-SW01, HA-SW02
・Technics EAH-T700
・final SONOROUS, D8000
といった左右両出しケーブルでのリケーブルに対応する著名な高級ヘッドホンでも使われています。
HIFIMAN Edition XS リケーブル・バランス接続のおすすめ
たとえば、「3APLUS HD3 ヘッドホン交換ケーブル」は3.5mmステレオミニ、2.5mmバランス、4.4mmバランスと、現在代表的なヘッドホン端子規格を3種類用意し、それぞれ2500~2800円程度と手ごろな価格で、アマゾンなどでの評価も数多く、ユーザーの多い定番モデルです。
ただ、これだと安すぎるという向きには国内メーカーだとNOBUNAGA Labsが3.5mmステレオミニ、2.5mmバランス、4.4mmバランス対応モデルを出しています。1.5万円から3万円といった、高品位なリケーブルが欲しいユーザーにとって程よい価格レンジもポイントです。
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