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SENNHEISER HD 25 LIGHTとHD 25を比較しての違いは? 

ヘッドホン

SENNHEISER HD 25 LIGHTが値下げ

ゼンハイザージャパンは、ヘッドホン「HD 25 LIGHT」を6月7日出荷分より値下げすると発表しました。税込みの実売価格が17,600円から13,750円に変更。3,850円の値下げとなります。(実際の実売価格はもともと1.6万円以下程度だったので、値下げ後の実売価格も1.2万円程度になると思われます)

「HD 25 LIGHT」は「HD 25」の廉価版として2016年から発売

「HD 25 LIGHT」は、モニターヘッドホンの業界標準機のひとつ「HD 25」の廉価版として2016年から発売。また、それ以前に同一仕様の「HD25-SP II」としても発売されていました。

「HD 25 LIGHT」と「HD 25」を比較しての違い

(「HD 25」の外観)

「HD 25 LIGHT」と現行の「HD 25」(これも以前は「HD 25-1II」として発売されていたものと同等品を2016年にリニューアル発売したもの)は比較して何が違うのかというと、ヘッドアーム部分が「HD 25」のようにダブルではなく、「HD 25 LIGHT」ではシングルになっていること「HD 25 LIGHT」はハウジングが前後に動かないのも違いです。

また、ケーブルが「HD 25」は片出しで「HD 25 LIGHT」は両出しとなっていること。本体重量が「HD 25」は約140g、「HD 25 LIGHT」は約120gという点。

「HD 25」の税込み実売価格は16,000円程度です。

使用ドライバーは同じで、物理スペックも同じです。

インピーダンスは70Ω。感度は120dB。周波数特性は16Hz~22kHz。

プラグはステレオミニで、6.3mmプラグへの変換アダプタが付属。

「HD 25 LIGHT」自体、旧バージョンがあることに注意

注意したいことは、現行の「HD 25 LIGHT」は2016年に発売されたモデルとも異なること。2020年に同じ型番のままリニューアルし、現在の内容になっています。

その前までのバージョンは、使用ドライバーが異なり物理スペックも異なり、まさに別モデルでした。

(「HD 25 LIGHT」旧バージョンのスペック)
再生周波数帯域は30Hz~16kHz、インピーダンスは60Ω、感度は114dB

「HD 25 LIGHT」を中古で買おうという方はこの新旧バージョンがあることに留意してください。

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どちらをどう選ぶ?

「HD 25 LIGHT」はもともと「HD 25」よりも安いという触れ込みのモデルながら、いつの間にか実売価格が接近していたことを是正する意味での「HD 25 LIGHT」の値下げということもあるようです。結局、価格が近いのであれば、より製品のネームバリューの高い「HD 25」にユーザーが流れがちということもあったのかもしれません。

現行の「HD 25 LIGHT」は内容的にはほとんど「HD 25」と同じで、少し安くなるだけにお得感はあります。ただ、両機が全く同じ音質かというとそうではないという意見もあり(本体重量が違うことなどから、ブラインドで聴いてもわかるくらいの違いはあるようです)、音楽制作などのモニターで使いたい場合は、「HD 25」を選ぶほうが無難そうです。

一方、個人的に音楽鑑賞用として使うのであれば、本体重量も軽くなっている「HD 25 LIGHT」でもいいかもしれません

なお、ゼンハイザーというと、コンシューマーオーディオ部門が売却されましたが、「HD 25」シリーズが含まれるプロ用機器部門はゼンハイザーが今後も製造・販売します。(ヘッドホン+SENNHEISER)。

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