HIFIMAN HM1000(RED) ポータブルUSB-DAC/ヘッドホンアンプ

HIFIMAN JAPANは、ポータブルUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「HM1000(RED)」を5月21日より発売します(5月28日に延期されました)。価格は税込み66,000円。

HIFIMAN HM1000(RED)の内容

HM1000は、デスクトップ機器と同じ回路設計を用いたと謳うポータブルアンプ。DACチップは同ブランド製DAP「R2R2000(RED)」同様に「PCM1702」をデュアル構成で搭載し、アンプ回路は各チャンネルにOPA2107/1個+BUF634/2個を搭載。

外形寸法は62W×18H×115Lmm。

対応サンプリングレートは最大384kHz/24bit。「PCM1702」は1990年代に開発されたチップであるため、DSDには対応していないため、本機もDSDには直接的には対応していないようです(デジタル送信側でDSD-PCM変換を行えば聴けるでしょう)。

出力端子は3.5mm/4.4mmを搭載。3.5mmシングルエンドと3.5mm・4.4mmバランスのヘッドホン出力と3.5mm・4.4mmラインアウトの出力が可能。据え置き機的な使用も可能です。

Bluetoothレシーバー機能も搭載。BluetoothはVer.5.0に、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/LDACに対応。

内蔵バッテリーでの再生時間は約9.5時間。

マルチビット型(R-2R ラダー型)DACへのこだわりが最大の特徴

HIFIMANはいわゆるマルチビット型(R-2R ラダー型)のDA変換回路にこだわっており、いまや新製品で使われることはほとんどない、バーブラウンの「PCM1702」やその上位チップ「PCM1704」を採用したDAP・「R2R2000」(PCM1704使用)、「R2R2000(RED)」(PCM1702使用)を発売し、その生々しい音質から、ポータブルオーディオ業界で大きな話題となりました。

今回、「R2R2000(RED)」をベースにカードスロットを取り除いてDAPではなくDACにしたような形での新モデルは、DAPよりも大幅に安くなっていることも特徴で、これまで以上に幅広いユーザーに、マルチビット型DACのサウンドをポータブルで楽しむ環境を提供できそうです。

avgadgetken

オーディオ・ビジュアル機器を中心に、最新のデジタル家電・ガジェットなどのニュース、情報、選び方や比較、おすすめなどをお届けします! 特に、オーディオ機器の情報を充実させていく予定です。ポータブルから据え置き高級機まで広くカバーします!往年の名機も扱えたら良いなと思っています。 最新オーディオ・ビジュアル機器を存分に楽しむための最新デジタル機器やガジェットの情報も押さえていきたいです。 メールアドレス:ex817アットマークyahoo.co.jp (アットマークを@に変えてください) メールフォーム https://form1ssl.fc2.com/form/?id=05c6b54d9f8894f3 当サイトのプライバシーポリシー http://kdgadget.com/privacypolicy/