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iBasso Audio AMP14 レビュー・音質情報

iBasso Audio AMP14 コルグ製真空管「Nutube」搭載アンプカード

中国・iBasso Audioは同社のDAP「DX300」「DX320」に対応する交換用アンプカード「AMP14」を、2023年2月17日に発売しました。オープン価格で税込みの実売価格は約4万円。

コルグ製真空管「Nutube 6P1」を搭載し、4.4mmヘッドホン出力/ライン出力を搭載したバランス回路搭載型のアンプカード。

振動ノイズの影響を低減するため、Nutube基板はマウントせず、柔軟性と耐振動性のあるケーブルで接続するなど、マイクロフォニックノイズに弱い真空管をポータブル機器で使用するときの難しさを克服しています。

従来の真空管アンプカードから引き続き、2値信号出力バッファーとして東芝製電界効果トランジスター「2SK209」を搭載。ボリュームコントロールには、高性能ボリュームIC「NJU72315」をデュアルで採用。定評のある基本性能を維持しながら、真空管サウンドを安定して楽しめるように配慮されています。

iBasso Audio AMP14 レビュー(ツイッターから)

iBasso Audio AMP14 各レビューなどから読み取れる傾向

真空管搭載型のDAPは得てして高額(数十万など)な傾向があります。本機も単体では4万円とポータブル機器としては高額というほどではありませんが、装着できるDAPのうち、より新しい「DX320」の実売価格は20万円ほどであり、DAPとアンプカードを揃えるとやはりそれなりの価格となります。

その分ということでもないのでしょうが、「DX300」「DX320」と「AMP14」を組み合わせての再生音質は期待を裏切らない素晴らしいもののようです。

そのサウンドは、単に高級DAPというレベルのものではなく、真空管ならではの滑らかさやあたたかみ、自然さを備えたもので、生っぽさや艶っぽさを感じさせるもののようです。

一方、クリアさや解像感は強く意識させない方向にはなるようですが、このあたりはデフォルトや他のアンプカードの半導体回路との住み分けと言えるでしょう。デフォルトのアンプもあるうえで、違ったサウンドの魅力を楽しむという趣味性の高いアイテムということでしょう。

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