中国のiBasso AudioがDAP新モデル・DX240の開発を発表しました。ブランド15周年記念モデルとのこと。海外での価格や発売日も現時点では未定。本体カラーはブラックとグリーンの2色。
DACチップにESSのフラッグシップ8ch DAC・ES9038PROを搭載。SoCにはQualcomm Snapdragon 660を搭載したAndroid DAP。自社開発のFPGA-Master技術で高音質を実現と謳っています。
ポイントは、既存の交換用アンプモジュールAMP1からAMP8に互換性があり、取り替えて使えるとしていること。
ただ、国内のDAP愛好家からはデザインやネジの位置などから、きれいに収まりそうにないと指摘されており、見た目を崩してでも使えるのか、実は使えないのか、もともとマニアックな製品だけに気になるところです。
また、AMP9は使えないであろうということを残念がっている向きもあります。
DAPのラインナップがiBassoに限らず、やや取り散らかっている雰囲気がありますが、AKMのDACチップの供給不可や、世界的な半導体不足も影響しているのでしょうか。一方で、世界的に落ち着いて音楽を聴く需要は高まっており、オーディオメーカーはそうした需要を取り込めるチャンスではあります。