中国のiBasso AudioがDAPの新モデル・DX300の存在を明らかにしました。まだ、かなり大雑把な概要の発表のみで、詳しい機能やスペックはまだ発表されていませんが、SoCにハイスペックなQualcomm Snapdragon 660を採用し、RAM 6GBというDAPとしてはかなり高性能が期待できる構成なのが大いに注目できます。
そのほかは内部ストレージは64GBであることも発表されています。DACチップのメーカー・型番は不明です。もちろん、価格や発売日も不明です。本国で発表されれば、日本でも発売される見込みは高いでしょう。
外観についてもうっすらとしかわからない写真のみ。まるでスマートフォンのように見えますが、右上にはボリュームと思われる部品が見え、やはり単体DAPであることの主張も感じます。
DAPにおいては、DACチップではなくSoCのほうが注目されるようになったというポータブルオーディオ業界の流れの変化も感じます(DAP+iBasso)。
iBasso DX300について、11月7日に開催された「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」で一部情報の発表がありました。
外観や発売時期、価格などについては明らかにされなかったものの、6.5インチのスクリーンを備え、FPGAを採用するという内容が発表されました。
「DX220 Max」よりも長いもののベゼルは狭いといった、外観上の特徴も発表。いずれにしても高音質なDAPとして期待できそうです。
12月18日に国内代理店のMUSINがYouTubeなどで情報を追加しました。2021年1月末から2月中旬ごろに国内発売予定。ただし、価格は未定。なお、中国での価格は1万元(約16万円)以下としています。
意外に思われたのが、交換可能なアンプモジュールの採用です。採用が難しそうなスマホ状に見えましたが。標準装備のアンプモジュールはAMP8ベースながら従来のアンプモジュールとの互換性は無いとのこと。
イヤホン端子は3.5mm/2.5mm/4.4mm標準搭載。ヘッドホンアンプは8Vrms・32Ω@1240mW。デジタル系とアンプ系に別々に給電するデュアルバッテリーなども特徴的。
ただ、未だにDACチップの発表はなく、さらなる詳細が待たれます。
海外でDACチップと価格が発表されました。DACチップはCS43198を4基、価格は$1199です。こちらの記事でも別に扱っています。
https://twitter.com/musin_eigyoubu/status/1325019741329608707″ target=”_blank
https://twitter.com/align_centre/status/1325058802933100544″ target=”_blank
https://twitter.com/rozy1919/status/1325030487656595456″ target=”_blank