DYNAUDIO JAPANは、デンマーク・DYNAUDIO(ディナウディオ)の小型スピーカーと、フランス・ATOLL(アトール)の単体CDプレーヤーとプリメインアンプをセットにしたオーディオシステムプラン「Luft Eu★S2」(ルフトユーエスツー)セットを特別販売します。価格は20万円(税抜)。
新型コロナウィルスの流行により自宅で過ごす時間が増えたことを受け、「Stay home, Stay with music」を宣言。その企画のひとつとして販売されるものです。
プリメインアンプ ATOLL IN30(ブラック) 85,000円
CDプレーヤー ATOLL CD30(ブラック) 95,000円
スピーカーシステム DYNAUDIO Emit M10(ホワイトまたはブラック) 90,000円
いずれも単品発売されているモデルでもあり、定価では合計27万円となるところを、特別セット価格として20万円で販売するお得なセット。この3モデルは実売価格が定価からの値引きが少ないので、本当にお得です。
ディナウディオのスピーカーは世界的にも大変定評のあるところであり、ブランドとしてはエントリークラスとなるモデルですが、一般的な家庭で音楽鑑賞をするには十分な品位を備えています。
単品コンポは組み合わせが難しく、相性の良くない組み合わせでは、それぞれのコンポのよさを引き出せないばかりか、音がうまく鳴らないほどの目に合うこともあります。
このセットは、DYNAUDIO JAPANが自社のスピーカーに最適なメーカーとしてアトールを選び、自社で輸入・販売もしているほどですから、Emit M10をうまく鳴らせるという点では全く心配ありません。
また、得てしてヨーロッパに本拠を置くオーディオメーカーの製品は、日本のメーカーの製品に比べて、コストパフォーマンスの悪さや、機能面での不足を感じる場合があります。
その点、アトールは、以前から合理的で巧みな設計により、コストパフォーマンスの高さと、機能性の高さを有しており、国内メーカーとも互角に渡り合える実力を持っていると言えましょう。
ATOLL IN30もこの価格のヨーロッパメーカー品とは思えないほどの充実した内容。出力は(8Ω):50W×2と十分。出力段にはMOS-FETを採用。電源部もトロイダルトランスを採用と、むしろ同価格帯の国内メーカー品をも凌駕するほどの内容。
機能も充実。4系統のアナログ入力端子を備えるほか、テープからの入力や3.5mmミニジャック経由でデジタルオーディオプレーヤー等の入力にも対応。ヘッドホン出力に加え、プリアウトがあるのも特筆もの。リモコンも付属しています。1.5mm厚のスチール製シャーシを採用した本体はシンプルで美しい外観。
また、CD 30についてもディスク再生はCD専用ながらも、USB端子を搭載しており、PCからの接続でUSB-DACとして使えます(48kHz/16bit対応)。
Emit M10は、28mm径のソフトドーム・トゥイーター、14cm径の MSP (ケイ酸マグネシウム・ポリマー) 製ミッド/バス・ドライバーを搭載した2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー。170 x 292 x 240mmのサイズで、ディナウディオのスピーカーとしてはコンパクトで、置き場所を選ばないところも利点です。
単品コンポの実力を備えながら、ミニコンポなみの使いやすさを備えたハイパフォーマンスなセットと言えそうです(コンポ+DYNAUDIO)。