AirPods Pro発売直後のタイミングで恒例の「秋のヘッドフォン祭2019」が今年も開催
恒例の「秋のヘッドフォン祭2019」が今年も開催されています。ヘッドフォンと銘打っていますが、この数年来、イヤホンの新製品展示・発表がメインとなり、さらにここ1,2年では完全ワイヤレスイヤホンが主流になる勢いとなっています。
今回は、世間的に大きなインパクトのあったアップルのAirPods Proが発売された直後のタイミング。ノイズキャンセリング性能がかなり高かったこともあり、大きな話題になっています。
反面、高音質をとことん追求する方向性ではないため、音質面での不満を持つ人はいるようです。また、アップルの高度な技術を持ってしていながら、NCオンで本体満充電で約4.5時間再生と意外と電池持ちが長くなかった点も気にしている人がいます。
音質面での対抗馬はソニーのWF-1000XM3ですが、こちらもバッテリーはNCオンで3時間。
AirPods Proに対抗しうる期待モデルMaster & Dynamicの「MW07 PLUS」
つまりは、NC搭載で音質がよく、バッテリー持ちがよい完全ワイヤレスイヤホンが求められているわけです。この点をうまく満たせば、AirPods Proにも対抗できるでしょう。
そんな可能性のある完全ワイヤレスイヤホンの期待モデルが、Master & Dynamicの「MW07 PLUS」。
Master & Dynamicの従来モデルで、「MW07 PLUS」のベースモデルでもある「MW07」が、こはくのような独特な外観をしていたり、あのルイ・ヴィトンの完全ワイヤレスイヤホンのベースモデルになったりと、どちらかというと、見た目優先のスタイリッシュでファッション性の強いブランドに思う人もいるかもしれません。充電ケースもおしゃれです。
しかし、実際には「MW07」の時点からその高音質には定評があり、その後継機で大幅に機能と性能が向上している「MW07 PLUS」にも期待が集まっています。
MW07と同じ、10mm径カスタムベリリウムダイナミックドライバーを搭載。そのうえで連続再生時間は最大10時間で、フル充電でイヤホンを最大3回分充電できるケースと合わせ、最大40時間もの長時間再生できるロングバッテリー。もはや代名詞のおしゃれな充電ケースはデザインは同じ。10分急速充電も可能。
Bluetoothはバージョン5.0、コーデックはSBC/aptXをサポート。
そして、完全ワイヤレスイヤホンではまだ珍しいアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。外音取り込み機能も搭載しています。IPX5の防水性能も新たに追加されています。海外価格はMW07と同じ299ユーロ。大幅改良を考えると実質値下げと考えられます。
今回のヘッドフォン祭ではMW07 PLUSの試聴展示機はなしも、発売は確実
期待の高まるモデルですが、残念ながら、今回のヘッドフォン祭では試聴展示機はありませんでした。それでも、近いうちの国内発売は確かということなので、大いに注目して待ちたいと思います(完全ワイヤレスイヤホン+Master & Dynamic)。
コメント