フィリップス(PHILIPS)は、28型4K液晶モニター「288E2A/11」を2023年4月21日に発売。オープン価格で税込みの実売価格は3.5万円程度。
IPS液晶パネルを採用。表面処理はノングレア。リフレッシュレートは60Hz。
広色域を実現するUltra Wide Colorテクノロジーやちらつき防止機能、ローブルーモードを搭載し、ピクチャー・イン・ピクチャーやピクチャー・バイ・ピクチャー機能も搭載。また、ゲーム向け機能としてAMD FreeSyncにも対応。3W+3Wのスピーカーを内蔵。
主な仕様は、表示色数が約10億7,000万色、中間色応答速度が4ms(GTG)、輝度が300cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。VESA 取り付け金具(100 x 100 mm)対応。
インターフェイスは、HDMI×2、DisplayPort、音声入出力端子など。
本体サイズは637×224×480mm、重量は5.59kg。
PHILIPS 288E2A/11 28インチ4K液晶モニターのレビューから読み取れる傾向を以下にまとめます。
・鮮明な画像表示
このモニター「288E2A/11」は、文字や映像が鮮明であることが評価されています。複数のアプリケーションを同時に使用しても、文字が鮮明であるため、仕事が捗るとの意見が見られます。
・良好な色再現性
IPSパネルを採用していることで、色合いが非常に良く、LGの10万円オーバーのモニターと比べても遜色がないと評価する人もいます。初期設定からのキャリブレーションが必要ですが、同じメーカーの別モデルとも見分けがつかないほどに良好な色再現性を持っているという意見もあります。映像・動画鑑賞用途にも適していると言えるでしょう。
・ゲーム用途にもまずまず十分な性能
60fpsが限界であるため、高性能なゲーミングPCを使用している場合には、最新のゲーム(4K/120fpsなど)には向かないとされています。しかし、それ以外の一般的な使用環境においては、4Kゲームも含めてまずまず十分な性能を持っているとされています。
・スピーカーの性能には不満がある
内蔵スピーカーの性能は高くはなく、別途パソコンのスピーカーなどを使用することが推奨されています。
・モニタースタンドはベーシック
ベーシックなスタンドが付属しているため、柔軟な設定ができないとされています。ただし、モニターアームを使用することを想定しているため、多くの人には問題にはならないとされています。
・コストパフォーマンスが高い4Kモニター
4Kモニターとしてハイスペックというほどではありませんが、価格は安く、高級なゲーミングモニターよりも、コストパフォーマンスは高いとの評価が多く見られます。ハイエンドゲーム用途以外であれば、最もコスパの高いモニターであると言う人もいるほどです。
・28インチの大画面が魅力
画面サイズは28インチと、一般的なPCモニター(24インチ程度)と比べても大きめであるため、視認性が高く、PC作業や映像鑑賞に適しているとされています。
総じて、PHILIPS 288E2A/11は28インチの4K液晶モニターとして、コストパフォーマンスの高さにフォーカスしたニーズに合致するモデルと言えそうです。