PHILIPS SHE9700BT 左右一体型のBluetoothイヤホン
TP Visionは、PHILIPS(フィリップス)ブランドのBluetoothイヤホン「SHE9700BT」を12月1日に発売しました。11月19日からe☆イヤホンにて先行販売。オープン価格で税込みの実売価格は4,840円前後。カラーはブラックのみ。
有線イヤホンの名機・SHE9700をBluetoothイヤホンとして復刻したモデル
同ブランドでベストセラーとなった有線イヤホン「PHILIPS SHE9700」を、左右一体型のBluetoothイヤホンとして復刻したモデル。ハウジング形状から音質に至るまでベースモデルの忠実な再現にこだわっており、型番も当時のものを採用したとしています。
8.6mmダイナミックドライバーを搭載するハウジングは、ベースモデルの形状を細部に渡って踏襲。また音質面についても、ベースモデルの波形を基に試聴テストを繰り返すことで、ワイヤレスながら「中低音と高音域のバランスが優れた、クリアで迫力ある独特のサウンド」を極めて忠実に再現したとしています。
左右ハウジングを繋ぐケーブルはやや長めとし、またマイク付きインラインコントローラーとバッテリー部は左右対称に配置することで、肩にかかるバランスを改善。引っ張り感が軽減され、長時間快適に使用できる優れた装着感を実現したとしています。
Bluetoothバージョンは5.2、コーデックはAAC/SBC、プロファイルはA2DP/HFP/AVRCPをサポートする。連続再生時間は最大約22時間、連続通話時間は最大約15時間、連続待受時間は最大約120時間で、充電時間は約2時間。充電用USB-Cケーブルが付属。
往年の名機を今、復刻してのBluetooth化する意味は?
本機がベースにしているSHE9700は、現在のイヤホンブームの礎を築いた伝説的なモデルのひとつ。とくに数千円程度のクラスで、ハイパフォーマンスなサウンドを聴かせたことから、ハイコスパなイヤホンの歴史的代名詞とさえ言えます。
ただ、そのサウンドの完成度は現在でも高いものであるとは確認できるとしても、数千円クラスのイヤホンのコスパが、中華イヤホンの隆盛と進化により、どんどん高まっている現状では、往年のSHE9700を忠実に再現したBluetoothイヤホンが、これまた数千円クラスでもハイパフォーマンス化が著しいだけに、現在ではどれほどのインパクトがあるのか、という印象も持ちます。
なお、SHE9700シリーズは現在、ハイレゾにも対応した最新モデル・SHE9730となっていますが、SHE9700BTは初代のSHE9700をベースにしているようです。
PHILIPS SHE9700BT レビュー・音質情報
購入者のレビューは、まずは先行発売されているe☆イヤホンの販売ページに見つかります。
その1件目のレビューは、そもそも有線SHE9700とはかなり音質が異なるという評価であり、SHE9700の刺激感を抑えたマイルド系ではなく、ドンシャリという傾向と感じていることに驚きます。
次いで価格コムにも購入者のレビューが見つかりました(12/1に一件目が登場)
以下では購入者のツイッターでの感想をご紹介します。
先日懐かしくて買ったSHE9700BT
がプラモ製作のお供に最高すぎる。
SHE9700BTあの元気な音は健在だった
そして盛大なケーブルタッチノイズも最近のワイヤレスやノイズキャンセリングに慣れてたので驚いた
#SHE9700BT
SHE9700BT買ったった
音質とかはレビュアーの方にお任せするとして
リーズナブルな価格と
連続再生時間最大22時間のスペックは
外出中は基本なんか聴いときたい
コミュ障おじさんとしては非常にありがたい左右一体型なのも流… https://t.co/ST8RWwl0f1
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