ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン新モデル「CX Plus True Wireless」が9月28日に発売されました。オープン価格で税込みの実売価格は2万円前後。カラーはブラックとホワイトで、ホワイトのみ10月中旬発売。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載した利便性に加え、上位の「MOMENTUM True Wireless 2」同等のダイナミック型ドライバーを搭載した高音質設計、なにより、ゼンハイザーでは初となるaptX Adaptiveコーデック対応というハイスペックにより、大きな注目を集めているイヤホンです。
「CX Plus True Wireless」の詳しい内容はこちらでご紹介済みです。
注目機だけに、ネット上のレビュー情報は、オーディオ系ニュースサイトを中心にいくつもあります。
また、個人レベルではツイッターの感想、個人ブログの感想の双方があります。
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https://twitter.com/utti9999/status/1443362116715499520″ target=”_blank
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https://twitter.com/QuaL_T/status/1444152235085090818″ target=”_blank
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https://twitter.com/7230_Not_Found/status/1444965560962281472″ target=”_blank
https://twitter.com/Maku_ring/status/1444981727437283329″ target=”_blank
価格コム、アマゾンには発売直後から幾人ものレビュー投稿があります。
これらのレビューを総合して傾向を考察してみると、音質に関してはかなり高いレベルで評価されている印象。ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンはこれまでにもすでに高音質で評価されており、いわば期待通りの品位とも言えそうです。
アコースティック音楽やクラシック音楽にも対応できる、フラットでナチュラルな傾向、音場の広さ、というのも従来から継承しているようです。万能型的な音質の反面、優等生的というか、個性に欠けるという指摘もありますが、それは無いものねだりのような気がします。
多少、好みの音質傾向と異なっていても(低音がもっと欲しいとか)、アプリでイコライザー調整ができるので、好みの音に寄せることもできるようです。
上位の「MOMENTUM True Wireless 2」との比較ではわずかにドンシャリ傾向のようです。これは価格差や上位との差別化もあるのでしょう。
気になるaptX Adaptive使用時の音質については、個人ブログだけでなく、ニュースサイトでも送信対応機がないなどの理由で、発売直後の記事ではこれに触れた記事が見当たりません。本来は重要なポイントですので、今後の登場に期待です。
ANC性能については、それなり、そこそこといった評価が多い印象。これについても、従来の上位機もそこそこのANC性能ということが知られているので、ある意味、想定の範囲内という評価も多いようです。ANC性能を高めると、ANCオン時の音質の変化が大きくなることを嫌っての意図的な設計とも言われています。そもそも強力なANC効果は得られないフィードフォワード方式(イヤホンの外にのみ収音マイクを搭載)を採用していることからも、その設計思想がうかがわれます。
ただ、騒音低減効果を高めるために、パッシブノイズキャンセリング性能(つまり、イヤホン装着時の遮音性)を高めていると謳っており、総合的な騒音低減性能は決して悪くないという意見もありまう。
なお、電源を入れなおすとANCがオフになってしまうのは、使い勝手の面から気になる点です。
外音取り込み性能については可もなく不可もなくという印象。取り立てて良好ではなく、かといって、わざわざ悪いというほどではないようです。
装着感については、ベースモデルの「CX True Wireless」と基本的に同様と思われますが、パッシブノイズキャンセリング性能を高める目的でイヤーピースの密着度や、装着時に耳の奥に入れ込む度合いを高めている可能性もあり、その場合は、遮音性を高めるような装着をすればするほど、装着感にともすれば圧迫感や苦しさを感じる場合もあるかもしれません。
外見は良く言えば質実剛健的なデザインですが、おしゃれとはいい難く、メカっぽさは後退するホワイトはプラスチックの質感で安っぽいといった意見は少なくなく、つまりは外見で買うモデルではないということでしょう。
総じて、再生音質の良さをメインで追求したいユーザーで、ANC機能と、今話題の最新コーデック・aptX Adaptiveに対応した完全ワイヤレスイヤホンが欲しい、予算は2万円程度まで、という方におすすめのモデルという印象です。