IE 80 S、IE 80、IE 8をBluetoothイヤホン化できるケーブル!
ゼンハイザーは、同社イヤホン上級機「IEシリーズ」向けのネックバンド型Bluetoothケーブル「IEN BT」を11月28日から発売しました。オープン価格で実売価格は23,500円程度。
IEシリーズのBluetoothイヤホンとして発売している「IE 80S BT」の、Bluetoothケーブル部分のみを単品発売したもの。
対応モデルは「IE 80 S」「IE 80」「IE 8」「IE 8i」。Bluetoothのバージョンは5.0で、対応コーデックがSBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、LHDC、HWA。旭化成エレクトロ二クスの最新ハイエンドDACを搭載しているのも売り。
約1.5時間の充電でバッテリー駆動時間は6時間。ハンズフリー通話にも対応します。質量は約30g。
さて、例えば、MMCXコネクタ接続による汎用的なBluetoothケーブルは各社から出ていますが、本機はゼンハイザーの対応機器専用。とはいえ、対応モデルの「IE 80 S」「IE 80」「IE 8」はダイナミック型イヤホンの名機として知られ、ユーザーも多いでしょうから、結構意味は大きいでしょう。
ヘッドホンアンプやDAPの選択に悩まされずに、高音質リスニングを楽しめるのも魅力
IEシリーズ専用なだけに、IEシリーズに最適化された音質チューニングによるDACとヘッドホンアンプがセットになっているので、ヘッドホンアンプやDAPの選択に悩まされずに、高音質リスニングを楽しめるのも魅力です。
また、IE 80S BTはワイヤレスイヤホンとしてはなかなかの内容ですが、やはり、有線接続に対応していないのはネックでした。本機なら、IE80 Sと組み合わせれば、IE 80S BT同様のワイヤレスの利便性を手に入れつつ、高音質な有線イヤホンとしても使えます。
IE 80S BTが出たときに買ってしまったIE80 Sユーザーの人にはかわいそうです。初めから本機が出るとわかっていたら、こちらを買えば済んだでしょうから。
それにしても、ゼンハイザーはLDACには対応しないのですね。海外では普及していないからということなのでしょうか。そのわりに、中国メーカー製品のDAPやBluetoothレシーバーはLDACをこぞって採用していますから、世界展開製品でもLDACはあったほうがいいと思います。もちろん、日本のユーザーとしてはLDAC搭載希望です。
それよりも、ゼンハイザーのこれからのイヤホンでは汎用性の高いMMCX規格でのリケーブルに対応して欲しいところでしょうか。
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