中国のShanlingが小型USB-DAC/ヘッドホンアンプの新モデル「UA2」を本国で発表しました。85.00ドルで販売されています。
USBメモリサイズの小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ。DACチップはESS製ES9038Q2Mを搭載。Ricore RT6863 ヘッドホンアンプを搭載。
PCMは32bit/768kHzまで、DSDはDSD 512まで対応。ヘッドホン出力は3.5mmステレオミニと2.5mmバランス対応。出力はシングルで125mW。バランスで195mW
この手の製品で多い本体直出しのケーブルではなく、交換可能なコネクターケーブルを採用。不意な引っ張りによる断線を防げることに加え、ケーブルの交換によってさまざまな機器と接続できる自由度があります。
実際にPCはもちろん、iOS、Android、さらにはNintendo Switchなどのゲーム機でも接続して使用できるのも特徴。各種詳細設定が可能な専用アプリも用意。デジタルフィルターやイコライザ-、ゲインコントロールなどのカスタマイズが行えます。
本体にはLEDインジケーターがあり、モードやサンプリングレートが視覚的に分かるようになっています(USB-DAC/ポタアン+Shanling)。
なお、従来モデルの「UA1」は「UA2」とは異なり、本体直出しのケーブルタイプのインライン型。USB-C接続。USB-Aアダプターも付属。
PCMは32bit/768kHzまで、DSDはDSD 256まで、ヘッドホン端子も3.5mmのみ、DACチップも同じESSでも「ES9218P」を使用するなど結構違います。アンプ部の最大出力は80mW@32Ω。LEDインジケーターはありません。「UA1」は「UA2」とは異なりNintendo Switchでは使えません。
「UA1」についてはこちらでもご紹介しています。
「UA1」も音質的には好評だっただけに本機も期待できそうです。まずは国内発売を待ちたいものです。
4月24日に「春のヘッドフォン祭2021 ONLINE」で「UA2」が国内発表されました。発売は5月末から6月初旬を予定。価格は税込で「15,000円は超えない、1万円台前半」になるとしています。
5月21日に「UA2」が5月28日に税込み実売13,000円程度で国内発売されることが発表されました。予想通りの価格となっています。数量限定でUSB-C to Lightningミニケーブルも付属します。