ソニーの4K液晶テレビ・X9500Gシリーズ。2019年モデルであり、2021年春現在はすでに生産終了品。本シリーズのあとに2020年にX9500Hシリーズ、さらには2021年にX95Jシリーズも登場し、内容的には古くなったような感じもします。
しかし、昨今の4K液晶テレビはすでに画質面や機能面の完成度は高く、一部の機能性にこだわらなければ、2021年現在も十分に実用的です。
とくにこのX9500Gシリーズは高画質と機能性を高い次元で両立したX9500Hシリーズと比較して、それほど違いがないため、X9500Hシリーズが発売されたのちも、実売価格の安さもあり、人気が高かったものです。
2021年現在ではX9500Gシリーズはあまり新製品は売っていませんが、中古で安く買うという方法もあります。
少しでもハイクラスの4K液晶テレビを安く買いたいのであれば、ソニーのX9500Gシリーズを中古で買うというのも選択肢のひとつとなり得るのではないでしょうか。
X9500Gシリーズの代表モデル・55型のKJ-55X9500Gを例に取ると、2021年4月時点での中古相場は8~10万円程度といったところのようです(動作品でリモコン付属以上の内容)。
KJ-55X9500Hの新品価格14万円程度より安く購入できますが、この差と中古品であること、型落ち品であることなどについて納得できればまずまずお買い得だと思います。
X9500Hシリーズでは
・55,65型にもXワイドアングル(広視野角を実現できる独自技術。X9500Gでは75、85型に搭載)
・本体に話しかけての音声操作・検索可能
・フルレンジスピーカーがバスレフから新形状の密閉型に
・ツイーターに専用アンプ追加
・アンプ出力が20Wから30Wに
・自動音場補正
・USB端子が3→2個に(55型以上)
・65型で1.2kgの軽量化(スタンドありの場合)
・スタンドの幅が2パターン
・85型はない(両シリーズ共通のラインナップは49、55、65、75型)
といったところ。
つまりは、画質面での違いはほとんどないと言えます(49、75型では全く画質の違いはなく、55、65型でも極端に斜めから見ない限り同等)。
機能、性能面でもほとんど同じです。
X9500Hシリーズの詳しい内容や機能はこちらでご紹介していますので、参考になさってください。
2021年モデル(X90JやX95J)との違いも気になるでしょうが、簡単に言うと、HDMI2.1関連の新機能(4K/120Hz入力対応など)が不要(PS5などを高品位にプレイするつもりがない)なら価格差ほどの違いはないと思います。
X9500Gシリーズを実際に見た、購入した方々のレビューも参考になるでしょう。
まずは価格コムとアマゾン、ヤフーショッピングのユーザーレビューが参考になります。
そのほかにもおもに個人ユーザーのレビューがあり、個々にこだわりのポイントも違いますので、いろいろと見ると参考になると思います。