中国のToppingから据え置き型DAC・D30 Proが発売されました。国内アマゾン価格は4万円です。
DACチップにはシーラスロジックの「CS43198」を4基採用。XMOS XU2088 コア USB信号レシーバーチップと組み合わせてUSB入力時には最大32bit/384kHzのPCMサポートと最大DSD256のDSDをネイティブにサポート。そのほか、光と同軸のデジタル入力を搭載。DoP DSD64とPCM 24bit192kHzをサポート。
カスタマイズされたThesyconドライバー(Win 7以降用)の使用により、Windows PCでASIO再生が可能。MacではASIOを実現するためにドライバーは不要。
出力はフルバランスXLR出力とシングルエンドRCA出力を1系統ずつ装備。プリアンプ機能とリモコンも付属しています。
工場の火事で、今後しばらくの期間、供給が難しくなった旭化成(AKM)のDACチップを採用していないため、本機は今後も安定供給されるでしょう(USB-DAC+Topping)。
早速、国内での購入者の方々のレビュー・感想も上がってきています。
価格以上の解像度、というのはいつもこのメーカーが称賛される要素ではありますが、旭化成の上位チップ・AK4499あたりの搭載機よりは解像度は低いと評価する向きもあります。
また、低音が厚めという声も2ch、アマゾン両方でみられるので、これまでのToppingよりもそういう傾向はあるのかもしれません。音場は広いという評価もあり、音楽鑑賞用としてはなかなかに優れているような音作りも感じさせます。
2chまとめの記事のほうに、PCM384kHz再生で不具合があったため、メーカー(Toppping)に問い合わせたというユーザーの方がいました。国内発売直後のタイミングであり、初期ロットということでもあるので、もしかして何等かの不具合があるのかもしれません。このあたりの情報も注視したいところです。