SONY HT-G700 アトモス対応3.1chサウンドバー!HT-X9000Fと比較しての違いは?

スピーカー

ドルビーアトモス/DTS:X対応3.1chサウンドバー SONY「HT-G700」

ソニーは、ドルビーアトモスやDTS:Xに対応した3.1chサウンドバー「HT-G700」を6月13日に発売。オープン価格で、税抜6万円前後での実売が予想されます。

従来モデル「HT-X9000」の後継機です。また、ソニー現行のサブウーファー別体タイプのサウンドバーでは上位の「HT-Z9F」、本機よりも手頃な「HT-X8500」の間に位置する中級機となります。

従来モデル「HT-X9000」と比較しての違いを交えながら「HT-G700」の内容や特徴をご紹介します。

「HT-G700」のスピーカー部の特徴

「HT-G700」のバースピーカー部は、左右のメインスピーカーにセンタースピーカーを加えた3.1ch構成。これは上位の「HT-Z9F」と同様であり、また、従来の「HT-X9000」ではセンターなしの2.1ch構成でしたから大きな違いです。

これにより、サウンドバースピーカーでは重要な要素となる、人の声の再生能力が高まり、セリフやアナウンス、ナレーションなどが聴きやすくなる効果があります

バースピーカーに搭載するユニットは45×100mm径。「HT-X9000」の40×100mm径からサイズアップしています。サブウーファーも16%大容量化。低音再生の余裕度を高めています。

内蔵アンプの総合出力は各スピーカー100Wずつの計400W。「HT-X9000」の計300Wから大幅にアップしています。音量の出し過ぎに注意したいくらいです。大出力ながら低消費電力のいわゆるデジタルアンプ「S-Master」を引き続き採用しています。

「HT-X9000」と比較してサラウンド性能が向上

サラウンド信号はDolby Atmos、DTS:Xに対応するほか、Dolby True HD、DTS-HDなどのロスレスサラウンド信号に対応。7.1chまでのリニアPCM入力にも対応。このあたりは従来同様で、サウンドバーとしては十分に高度です。

イネーブルドスピーカーなしでもドルビーアトモスやDTS:Xといった上下方向の表現力を持つオブジェクトオーディオもスピーカー再生できます。

また、従来から搭載している独自のバーチャルサラウンド技術で垂直方向のサラウンド再現力を担う「Vertical Surround Engine」と水平方向のサラウンドを担う「S-Force PRO フロントサラウンド」の能力を強化。サラウンド音場の拡大と、声を中心とした音像定位の上昇を実現しています。

これにより、昨今の大型テレビとの組み合わせでは、音場の広さが物足りない、声が画面より下から聴こえてくるといった従来の不満を改善しています。

このバーチャルサラウンド技術は、AtmosやDTS:Xのようなサラウンド信号ではなく、テレビ放送や音楽などの2chコンテンツでも、臨場感あふれるサラウンドが楽しめるのがポイントです。

新たに有機ELディスプレイを搭載

バースピーカーの前面に新たに有機ELディスプレイを搭載。音量や入力、サラウンド機能、Atmos、DTS:X、PCMといった、ソースの音声情報も表示可能。視覚情報による利便性は飛躍的に高まっています。

HDMI入力を1系統。HDCP2.2/2.3やeARCにも対応。

光デジタル音声入力も搭載。加えて、Bluetooth受信機能も搭載。Bluetoothのコーデックは、SBC/AAC対応。このあたりは従来同様です。

「HT-G700」で無くなった「HT-X9000」には搭載されていた機能

「HT-X9000」には搭載されていた、圧縮音源を補完再生できる「DSEE」機能は「HT-G700」では省略されました。USB接続でのハイレゾ再生機能(DSD、FLACなど)も省略されました。ハイレゾ音源用の再生機としての機能はかなり後退しています(HDMIからはハイレゾPCMを再生できますが、これも「HT-X9000」ではDSDにも対応していました)。アナログ音声入力もなくなっています。

サイズ・重量は増大

「HT-G700」の外形寸法は、バースピーカーが980×108×64mm(幅×奥行き×高さ)で、重量が約3.5kg。サブウーファーは、192×406×387mm(同)で、約7.5kg。

「HT-X9000」の外形寸法は、バースピーカーが約930×85×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量が約2.5kg。サブウーファーが約190×387×382mm(同)、約7.8kg。

メインのバースピーカー部のサイズや重量が結構増えています。最近のテレビの大型化の流れとしては自然なものでしょうが、あまり設置場所を取れない環境の人はよくチェックしましょう。

総じて、サウンドバーのメイン機能である、サラウンド用途としては明らかに改良されており、多くのユーザーにとっては新モデルの「HT-G700」がおすすめでしょう。

ただ、ホームオーディオ用途、とくにハイレゾ音源を簡単に再生したい人は「HT-X9000」のほうが使いやすいでしょうか。なお、「HT-G700」であってもHDMIからハイレゾ音源を入力して聴くことはできます(サウンドバー+SONY)。

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