毎年恒例の元旦・ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート。今年はアンドリス・ネルソンスの指揮でした。彼はまだ41歳と、ニューイヤーコンサートに登場した歴代の指揮者と比べてもかなり若い部類。
だからといって、彼が史上最年少ということでもなく、2017年のグスターボ・ドゥダメルの若さもまだ印象に新しいところです。
また、2016年に登場したばかりのマリス・ヤンソンスが去年、亡くなるなど、確実に指揮者業界の新陳代謝は起こっています。
来年は常連のリッカルド・ムーティが6回目の登場と、いつもの雰囲気を感じさせますが、21世紀も20年過ぎ、確実にクラシック音楽界も新しくなっているのだと思います。
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサートをテレビで見逃しても、すぐにYouTubeにアップされた動画で楽しめるのも最近の動向。大衆化したニューイヤーコンサートの今後も気になるところです。
曲目
「喜歌劇「放浪者たち」序曲」
カール・ミヒャエル・ツィーラー:作曲
「ワルツ「愛のあいさつ」 作品56」
ヨーゼフ・シュトラウス:作曲
「リヒテンシュタイン行進曲 作品36」
ヨーゼフ・シュトラウス:作曲
「ポルカ「花祭り」 作品111」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:作曲
「ワルツ「レモンの花咲くところ」 作品364」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:作曲
「ポルカ・シュネル「電撃」 作品132」
エドゥアルト・シュトラウス:作曲
「喜歌劇「軽騎兵」序曲」
フランツ・フォン・スッペ:作曲
「ポルカ・フランセーズ「キューピッド」 作品81」
ヨーゼフ・シュトラウス:作曲
「ワルツ「抱き合え もろびとよ!」 作品443」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:作曲
、(バレエ)ウィーン国立歌劇場バレエ団
「ポルカ・マズルカ「氷の花」 作品55」
エドゥアルト・シュトラウス:作曲
ウォルフガング・デルナー:編曲
「ガヴォット」
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー:作曲
「郵便馬車のギャロップ 作品16第2」
ハンス・クリスティアン・ロンビ:作曲
ウォルフガング・デルナー:編曲
「12のコントルダンス から第1曲、第2曲、第3曲、第7曲、第10曲、第8曲」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:作曲
(バレエ)ウィーン国立歌劇場バレエ団
「ワルツ「人生を楽しめ」 作品340」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:作曲
「トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:作曲
「ワルツ「ディナミーデン」 作品173」
ヨーゼフ・シュトラウス:作曲
「ポルカ・シュネル「飛ぶように急いで」 作品230」
ヨーゼフ・シュトラウス:作曲
「ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:作曲
「ラデツキー行進曲 作品228」
ヨハン・シュトラウス父:作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)アンドリス・ネルソンス
~2020年1月1日 ウィーン楽友協会大ホール~
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