ENACFIRE E60 3千円以下でIPX8対応の完全ワイヤレスイヤホン
ENACFIRE E60は国内アマゾンでも3千円を切る価格(クーポン利用時)ながら、IPX8防水とワイヤレス充電対応(Qi)という価格を超えた機能・装備が特徴の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン部もグラフェン振動版を採用した6mmダイナミックドライバーを搭載と、こちらもなかなか立派。イヤホン部の重量は片側5g。
音量調整も可能なタッチコントロールボタン、低遅延を実現するゲームモード、片方のみで使える片耳モードなど、機能面も充実。コーデックはSBCに加えAACにも対応します。
また、製品ページに記載はありませんが、左右同時伝送技術のMCSync対応らしいとの情報があります。そうであるならBluetoothチップはAiroha社製ということにもなります。
イヤホン単体での再生時間は6時間。付属の専用充電ケースとの併用で最大48時間再生可能。専用充電ケースはワイヤレス充電対応(Qi)。充電用端子はUSB Type-C。充電ケースの重量は約35g。
なお、潜水状態の使用に対して保護できるIPX8相当を謳う防水性能は非常に高いものではあり、本当なら水泳で使用しても機器は壊れないでしょう。ただし、Bluetooth機器の場合、水の中では電波が届かないため、実際には水泳をしながら使うことは難しいでしょう。だからこそ、ソニーのWF-SP900では水泳時にも音楽再生が可能なように、Bluetooth受信機能とは別に内蔵メモリを搭載しているわけです。
この価格にしては内容が充実しているということで、完全ワイヤレスイヤホン愛好家の方々にもそれなりに注目されているようです。
ENACFIRE E60 レビューから読み取れる傾向など
ネット上には結構な量のレビューもあり、総じて、この価格にしては音も機能も優れたハイコスパイヤホンということで良いようです。フィット性も良く、防水性の高いスポーツ対応イヤホンということも意識した好イヤホンと言えるようです。
比較的目につく意見として、デザインがダサいというものがあり、もしかしてIPX8もの高い防水性を実現するためにデザイン性が犠牲になっているのかもしれません。
ライバルは同じくIPX8防水で価格も手ごろなTaoTronics「SoundLiberty 97」。こちらは4千円くらいしますが、aptX対応(AAC非対応)。aptXにこだわらないなら「E60」でも良さそうです。むしろAAC対応が必要なら「E60」でしょう(完全ワイヤレスイヤホン+ENACFIRE)。
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