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udirvana マルチプラットフォーム化
去年、Windows版が発表され、ついに日本語化にも対応した、ハイレゾ音源用の再生ソフト「Audirvana」。
今度は、マルチプラットフォーム化に対応します。
新しいライセンスは3月23日に発売され、96USドル、日本円で9,880円となります。
従来との違い
新ライセンスは、最大2台までのコンピューターにライセンスを与えることが可能で、MacOS、Windows10の双方で使用することができるようになるのが従来との大きな違い。これまで、MacとWindowsで別々に再生していた人は「Audirvana」を別々に購入する必要がありましたから、そういう方には大変ありがたい改定です。
また、2台ともMac(またはWin)という使い方もできます。これもまた同様にありがたい人は少なくないことでしょう。
さらに、スマートフォン向けのリモートコントロールアプリ「Audirvana Remote App」も新ライセンス版に含まれます。「Audirvana Remote App」は従来、「A+Remote」アプリとして別途1,200円で購入する必要がありましたから、お得です。
なお、Audirvanaのアカウントを所有している場合、最新バージョンを30%のディスカウント価格で購入できる優待もあります。
新ライセンスと同一のソフト内容となる最新版・Ver3.5を持っている人で、新たにマルチプラットフォーム化を行いたい場合も、28USドル、日本円で2,880円で近日購入可能になるとしています。
「Audirvana」は価格の損得だけで測れない価値あるソフトでしょう
すでにWindows版とMacOS版を別々に購入した人はちょっとかわいそうかもしれません。これから新規に買う人で、PC一台分しか使う予定のない人は損だと思うかもしれませんが、スマホアプリは無料になるので、そんなに残念でもないでしょうか。
いずれにしても、ハイレゾ再生を無料でできるソフトがありながら、あえて「Audirvana」を使っている人が少なくないという実力派ソフトですから、多少の価格変動で大きくユーザー数が減少することはないでしょう。
MQAへの対応度合いの高さなど、他のソフトにはない機能もありますし、これからも、有料ハイレゾ再生ソフトの定番の座を維持していきそうです(ハイレゾ再生ソフト)。
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