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Shanling EM5 レビュー情報など

DAC

Shanling EM5 据え置き用のデスクトップ・ミュージックセンター

MUSINは、SHANLING(シャンリン)の据え置き用のデスクトップ・ミュージックセンター「EM5」を11月26日に発売しました。オープン価格で税込みの実売価格は11万円程度。

SHANLING musin
,株式会社MUSIN

外形寸法188×55×238mmとコンパクトなDAC/ヘッドホンアンプ。AC電源専用の据え置き機

入力端子として、USBメモリ接続および、USB-DACとして動作するUSB、同軸デジタル、光デジタルを搭載。microSDカードスロットも備え、2TBまでのカードが利用可能。

DACチップはAK4493EQを採用

DACチップは、AKM製「AK4493EQ」を採用。

DA変換は、PCM 768kHz/32bit、DSD 22.4MHzネイティブ再生までサポート。ローカル再生・ストリーミング再生を問わず、8倍までのMQAデコードにも対応。

出力として、アナログRCA×1、XLRバランス×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1を搭載。さらにヘッドホン出力として、標準6.35mm、4.4mmバランス、XLRバランス出力も前面パネルに搭載。ヘッドホン出力は4つのゲイン設定から選択可能。

Android OSを採用しているのが特徴

デスクトップマシン用にカスタマイズされたAndroid OSを採用しているのが特徴。本体天面にタッチスクリーンを備え、各種操作が可能。スタンドアローンの多機能オーディオシステムとして動作し、ユーザーの音楽ライブラリーや各種ストリーミング配信サービスの音源を手軽に再生できるとしています。

2.4GHzと5GHzのデュアルバンドWi-Fiを内蔵し、DLNAやAir Play(受信)規格に対応し、ホームネットワークに接続して、NASに保存した音楽ファイルを再生できます。

Eddict Playerアプリをスマホにインストールすると、スマホからEM5本体をコントロールできます。

Androidのサンプリングレートコンバーターを回避して、音質劣化を防ぐ「AGLO テクノロジー」も採用し、Android OS採用による音質劣化を防いでいます。

Bluetoothの送受信にも対応

Bluetoothの送受信にも対応。対応コーデックは、送受信においてSBC/LDACに対応、送信のみとなるもののLHDC/aptX HD/aptXもサポート。

4chフルバランス・アンプ回路を採用

アナログ部においては、他の製品で培った設計技術を基に、新しく4chフルバランス・アンプ回路を採用。「低歪」、「信号の完全なコントロール」、「パワフルな出力」を実現したとしています。

全周波数帯にわたって一貫した位相を保つという、自社開発の「CPAF -ローパスフィルタリング・テクノロジー」も搭載。また、回路の各チャンネルには低歪で高スルーレートなTI製「TPA6120A2」オペアンプを使用。

KDS製「低位相雑音水晶発振器」と、FPGAが実行するShanling自社開発のアルゴリズムによって、正確なクロック信号を生成し、ジッターを低減。誤差0.1%の高精度薄膜抵抗器も採用し、高精度・低歪みで耐久性も必要な部分には、パナソニック製のポリマータンタルコンデンサを使用。

Android OS搭載の据え置きDACは珍しい

Android OS搭載のDAPは数多いものの、Android OS搭載の据え置きDAC/ネットワークオーディオプレーヤーとなると、たしかに珍しいところ。なるほど、昨今のAndroidであれば、据え置き対応の多機能をまかなえるだけの内容もあり、合理的と思えます。

Shanling がすでに、多くのAndroid DAPでAndroid OSを搭載した高音質志向のオーディオ機器のノウハウが蓄積されていることも大きいでしょう。他のメーカーも追随するでしょうか?

比較しての違いが気になる競合機はFiiO K9 Pro LTDあたり

価格や内容が近い競合機として、12/10に9.2万円程度で発売される、FiiOのK9 Pro LTDがあります。そちらはAndroid OSは搭載していないものの、AKM製フラッグシップDACチップ「AK4499EQ」を搭載や、THX ヘッドホンアンプ「THX-AAA 788+」などの特徴があります。また、K9 Pro LTDはプリアンプとしても使えます。EM5がプリアンプとして使えるかは国内公式サイトを見ただけではわかりません。おそらく、プリアンプとしては使えないようです。

Shanling EM5 レビュー・感想など(ツイッターから)

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