※当サイトはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングなどの各種アフィリエイトプログラムに参加しています。記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。
※当サイトはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングなどの各種アフィリエイトプログラムに参加しています。記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。

B&W PI7 ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン

イヤホン

B&W PI7 ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン

4月24日にオンラインで開催されたオーディオイベント「春のヘッドフォン祭2021 ONLINE」。

ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うB&W(Bowers&Wilkins)ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「PI7」「PI5」を国内発表しました。5月末くらいの発売予定で、価格は未定(海外では399ドルと発表されています)。

「PI7」を現時点で公開された情報をもとにご紹介

このうち、独創的な特徴が満載の「PI7」を公開された情報をもとにご紹介します。

「800 Series Diamond」の音響担当者がサウンドチューニング

いずれもB&Wの最上位スピーカー 「800 Series Diamond」の音響担当者がサウンドチューニングを手がけているというのがいきなりの特徴。オーディオ用スピーカーの定番中の定番と言えるメーカーであり、そのトップエンドの「800 Series Diamond」は、歴代「800」シリーズを含めて、業務用での実績も多く、まさにオーディオスピーカーを代表するシリーズです。また、上位機は相応の価格であり、高級スピーカーの代名詞でもあります。

そんな「800 Series Diamond」の音響担当者が完全ワイヤレスイヤホンのサウンドチューニングを手がけているというだけで、音質面での期待は大きく高まります。

アクティブノイズキャンセリングや外音取り込み機能を搭載

機能的にはどちらもアクティブノイズキャンセリングや外音取り込み機能を搭載。これも現在の完全ワイヤレスイヤホンではもはやマストの機能と言えるでしょう。騒音低減や通話用に計6つのマイクを搭載。

バッテリー持続時間はまだ不明ですが、付属充電ケースは高速ワイヤレス充電に対応しています。

ハイブリッドドライバーをバイアンプ駆動

PI7はBAドライバー+新開発9.2mmダイナミックドライバーのハイブリッド構成。2つのドライバーを別々の専用アンプで駆動するバイアンプ駆動を採用しているのも大きな特徴

完全ワイヤレスイヤホンのなかには本機のようにBAとDDのハイブリッド構成を採用しているモデルも散見されますが、それぞれのドライバーのアンプを当てるバイアンプ駆動まで行っているモデルとなるとそうはありません(おそらく現時点では世界初?少なくとも大手メーカーでは間違いなく世界初)。もちろん、高音質に寄与できるからこそですし、一方では技術的な難しさから採用が珍しいわけです。

aptX Adaptive/aptX HD/aptX Low Latencyをサポート

Bluetoothコーデックは、PI7はaptX Adaptive/aptX HD/aptX Low Latencyをサポート。

これも非常に注目できる内容です。aptX Adaptive(aptX HDを内包)を受信できる完全ワイヤレスイヤホンはつい最近からちらほら、aptX Low Latency対応機はいまだほとんどなく、せっかく対応していたゼンハイザーも近作では非対応になっていました。

おそらく、aptX Adaptive/aptX HD/aptX Low Latencyを一度にサポートする完全ワイヤレスイヤホンは世界初ではないでしょうか。ハイレゾ伝送と低遅延を一台でまかなえるイヤホンの誕生です。最高48kHz/24bitまでの再生が可能としています。

世界初「充電ケースがBluetoothトランスミッターになる機能」

PI7はさらに、世界初という「充電ケースがBluetoothトランスミッターになる機能」を装備。スマホなどの再生機器とPI7の充電ケースをステレオミニないしUSBで有線接続し、充電ケースとPI7の間はaptX LLでBluetoothワイヤレス接続して、再生機器の音源を低遅延かつ高品位に再生できるとしています。

「充電ケースがBluetoothトランスミッターになる機能」は驚きです。これがあれば、再生機器がBluetoothに対応していなくてもPI7でワイヤレス接続で楽しめますし、あるいは、aptX LL送信に対応していない機器でもaptX LLの低遅延の恩恵が受けられます

aptX Adaptive(aptX HD)でも送信できれば、まだ普及していないaptX Adaptive送信の恩恵も受けられて非常にありがたいと思うのですが、どうなのでしょうか。

今後の詳細も待ちたいところです。

6月22日追記:国内発表されました

6月22日追記:国内発表されました。6月25日に、「PI7」と下位モデルの「PI5」が同時発売。どちらもオープン価格。税込みの実売予想価格は、PI7が39,600円前後、PI5が24,552円前後。どちらのモデルもホワイトとチャコールのカラーバリエーションがありますが、PI7のホワイトのみ7月下旬発売予定。

やっと国内発表と思ったら、なんと、完全ワイヤレスイヤホンの超話題モデル、ソニーのWF-1000XM4と同日発売。よほど音質に自信があるようです。

B&WによるaptX Adaptive対応のヘッドホン

コメント