アイリスオーヤマ 40FB10PB 40V型フルハイビジョンテレビ 約3万円
アイリスオーヤマの40V型フルハイビジョン液晶テレビ「40FB10PB」（2022年発売・実売3万円程度）の内容・特徴と、レビュー・画質情報をお届けします。
画素数は1920×1080のフルハイビジョン（フルHD）。
液晶パネルはVA型でコントラスト比5000：1。駆動は等速（60Hz）。直下型LEDバックライト仕様でローカルディミング（部分駆動）はなし。残像低減回路などもありません。
他の大手メーカーのように搭載している映像エンジンについての名称や詳しい内容はありませんが、アイリスオーヤマ独自のチューニングにより、豊かで繊細な色彩をありのままに再現すると、基本的な画質傾向についてアピールされています。
内蔵スピーカーはフルレンジ×2基。アンプ出力は8W+8W。
内蔵チューナーは地上/BS/110度CSを各2基搭載で、番組の視聴中に裏番組録画が可能。ただし、2番組同時録画はできません。録画には別売の外付けUSB HDDを使用します。
入力はHDMI×2（Ver.1.4a標準規格）、ビデオ入力×1。HDMIは1基がARCに対応。出力は光デジタル音声端子×1、ヘッドホン端子×1。録画用HDD接続用のUSB端子1基とデータ放送用のLANポートも備えています。壁掛け対応。
本体サイズ（スタンド取り付け時）：幅約90.6×奥行約21.5×高さ約56.8cm
質量：約6.7kg
アイリスオーヤマ 40FB10PB レビューサイト
アイリスオーヤマ 40FB10PB 各種レビューから読み取れる評価のポイント
アイリスオーヤマの40V型フルハイビジョン液晶テレビ「40FB10PB」の各種レビューなどでの評価は、以下のポイントにまとめることができます。
価格が安い
「40FB10PB」の実売価格は約3万円と、40V型のフルハイビジョンテレビとしては比較的安価な価格設定となっています。そのため、初めてテレビを購入するユーザーや、価格を重視するユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
国内有名メーカー品
アイリスオーヤマは、国内でも有数の家電メーカーです。そのため、「40FB10PB」は、知名度の低いメーカーの製品が多い安いテレビのなかでも信頼性の高い製品と言えます。
画質は十分
「40FB10PB」は、フルハイビジョン（1920×1080）に対応しており、一般的（フルハイビジョン未満の地デジやBSなどの放送波）には十分な画質を実現しています。残像感はそれなりにありますが、通常のテレビ番組を観る分には気になりにくいようです。
音質は標準
「40FB10PB」は、内蔵スピーカーを搭載していますが、音質は標準ないしやや悪いと評価されています。そのため、映画やドラマなどの視聴には十分なレベルですが、音楽鑑賞やゲームを楽しむ場合は、外付けスピーカーの使用をおすすめします。
リモコンは使いにくいという声も
「40FB10PB」のリモコンは、ボタンが小さく、押しにくいなどという意見があります。そのため、リモコンの使いやすさを重視するユーザーには、他のモデルを検討した方がよいでしょう。リモコンの反応自体は良好という声もあります。
機能はシンプル
「40FB10PB」は、外付けHDD録画などの基本的な機能は備えていますが、インターネット接続や各種動画サービス視聴機能は搭載されていません。そのため、これらの機能の内蔵を重視するユーザーには、他のモデルを検討した方がよいでしょう。シンプルなテレビを求める向きには歓迎されているようです。
設置性や見た目など
軽量で壁掛け可能な点は評価されています。ベゼルが薄いデザインも好評です。全体の見た目は価格が安いこともあり、安っぽさは免れないようです。
アイリスオーヤマ 40FB10PBがおすすめのユーザー・使い方
「40FB10PB」は、以下のユーザーにおすすめと言えます。
初めてテレビを購入するユーザー
価格を重視するユーザー
画質がフルHDどまりでよいユーザー
音質は標準でよいユーザー
シンプルな機能でよいユーザー
「40FB10PB」は、約3万円と価格が安く、画質も十分なため、初めてテレビを購入するユーザーや、価格を重視するユーザーにおすすめと言えます。また、音質は標準的ですが、映画やドラマなどの視聴には十分なレベルです。機能はシンプルですが、基本的な機能は備えています。シンプルな分、わかににくいこともなく使いやすいという面もあります。
要は4K解像度や4Kチューナーは不要だから、少しでも安く40型クラスのテレビが欲しいという方に向いています。4Kチューナー内蔵で40型クラス4Kテレビとなると4.5万円程度以上にはなってしまいますから。
一方、4K画質や音質にこだわりたいユーザーや、インターネットやネット動画など、さまざまな機能を搭載したテレビを求めるユーザーには、他のモデルを検討した方がよいでしょう。
また、本機のような非4Kで安いテレビの需要は一定数ありますが、最近はNHKの受信料を払わなくて済む、チューナー非搭載型のテレビ（チューナーレステレビ）も出てきています。本機の場合は、受信料の支払いが必要なチューナー内蔵タイプです。地デジなどの放送波をテレビで視聴する前提で購入する方に向いていることも記しておきます。
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