Astrotec S80PLUS バイオセルロース振動板採用の完全ワイヤレスイヤホン!Motivation(S80)と比較しての違いは?

完全ワイヤレスイヤホン

Astrotec S80PLUS 完全ワイヤレスイヤホン

IC-CONNECTは、同社が扱うAstrotec社より、完全ワイヤレスイヤホン「S80PLUS」を9月16日に発売します。オープン価格で税込7,500円前後での実売が予想されます。

2019年8月に発売した「Motivation(海外ではS80というモデル名)」(税込み7,000円程度)に比べて、小型化や左右同時転送への対応、Bluetooth接続安定性の向上など前モデルから大幅な機能強化を図った後継モデルです。

「S80PLUS」の内容・特徴を「Motivation(S80)」と比較しての違いを交えつつご紹介

「S80PLUS」の内容や特徴を「Motivation(S80)」と比較しての違いを交えつつご紹介します。

バイオセルロース小口径振動板採用により小型化

「S80PLUS」では音の要となる振動板にはバイオセルロース振動板による6mm径ドライバーを採用。Dupont社の4μm厚ベリリウム膜を採用した10mm径ドライバーを使用していた「Motivation(S80)」に比べて、小口径化したため、イヤホン本体を小型化することに成功しています。

バイオセルロース振動板は、ソニーやDENON、FOSTEXの大型ヘッドホンなどで使用されており、音質面での評価、実績の高い素材。完全ワイヤレスイヤホンではSoundPEATSが採用したことがありますが、完全ワイヤレスイヤホン全体では採用例は少ないため、本機の独自のアピールポイントに十分になるでしょう。

そのサウンド傾向は「低域から高域まで上質なサウンド」という感覚的なものにはなりますが、ヘッドホンでの実績を見れば、大いに期待できます。

「S80PLUS」再生周波数帯域は5Hz-25kHzで、感度が103db/mW、インピーダンスは16Ω。たしかに同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしてはワイドレンジなスペックとなっています。

Bluetoothチップセットには Airoha「AB1536」を採用

「S80PLUS」のBluetoothチップセットには Airoha「AB1536」を採用。これにより、左右同時転送を可能とする“MCSyncテクノロジーに新たに対応。片側を親機にし子機に転送するリレー転送を利用していた「Motivation(S80)」に比べてワイヤレス接続の安定性が高まり、音切れの可能性も減っています。また、従来のチップよりも遅延よりも抑えられているとしています。

レーザーを用いて高精度に回路パターンを形成するLDS(Laser Direct Structuring)技術を用いたアンテナも新たに搭載。これも接続安定性を高めることに寄与しています。最近は他社でも採用の多い技術ではあります。

Bluetoothのバージョンは従来と同じ5.0。対応コーデックはCVSD/mSBC/SBC/AAC。「Motivation(S80)」と比べてCVSD/mSBCへの対応が表記上では増えています。

mSBCコーデックは通話の音質を向上させるのが狙いのコーデックで、CVSDコーデックも同様のようなので、この2つについては、音楽の再生音質の向上や、低遅延という意味ではあまり関係はありません。通話品位を重視する人にはポイントかもしれませんが。

操作系・バッテリー・防水性

操作系は従来と同じタッチ式。ハウジング表面のタップ/長押し操作の組み合わせに応じて、音楽の再生・停止/曲送り・戻し/ボリューム増減/電話の着信応答/音声アシスタントの起動などが可能です。Bluetoothチップの変更に伴い、タッチ操作の反応速度が速くなっているのもポイントです。

本体は約1.5時間の充電で約5時間の音楽再生が行えます。付属充電ケースとの併用で最大約25時間の利用が可能です。バッテリー持続時間については従来と同じです。

本体の防水性はIPX5で従来と同等。充電ケースにはカジュアルなジーンズ生地を採用。従来も生地を採用したケースでした。シリーズ共通のおしゃれ感のある装備と言えるでしょう。

バッテリー性能や機能性という面では特に目立ったところはありませんが、接続安定性につながる部分ではいくつも改良されているので、やはり新型が有利でしょう。また、女性が装着しやすい小型モデルであることも見逃せないポイントです。

「S80PLUS」を選ぶポイント

あまたある同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしては、やはり、他ではなかなかない、バイオセルロース振動板によるサウンドに価値を置いて選ぶことになるのでしょうか?

なお、Astrotecは、完全ワイヤレスイヤホンでは珍しい、BA型ユニットを搭載したS60を税込み1万円程度で出すなど、他のメーカーに比べて、完全ワイヤレスイヤホンの使用ユニットにこだわっているメーカーと言えます。しかも、音質的にも好評なので、本機も期待できそうです。

完全ワイヤレスイヤホンでも使用ユニットに凝ったイヤホンを求めるなら、Astrotecには今後も注目でしょう(完全ワイヤレスイヤホン+Astrotec)。

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