iFi Audio iFi micro iDSD Signature 新DACポタアン
トップウイングサイバーサウンドグループは、同社が取り扱うiFi AudioのUSB-DAC内蔵型のポータブルヘッドホンアンプ「micro iDSD Signature」を11月13日に税抜き79,000円で発売しました。
従来モデル「micro iDSD Black Label」(2017年発売。現在の税込み実売価格73,000円程度)の後継。
従来機「micro iDSD Black Label」と比較しての違い
今回、新たに4.4mm径端子でのヘッドホン・バランス接続に対応したのが「micro iDSD Black Label」との大きな違い。
また、従来データ伝送と電源供給を兼用していた入力用のUSB端子はデータ伝送専用となり、電力供給ポートとは切り離され、電源供給におけるノイズの低減を図っています。
底面に設けられていた「IEMatch」のスイッチが側面に移され、貼り付けオプションだったゴム脚も初めから装備。これにより、操作で底面にアクセスするという必要がなくなりました。据え置き使用時の利便性も考慮してのことだそうです。
また、外観のカラーが従来の黒からスペースブルーになったのも違いです。フロントパネルの端子やスイッチの配置、LEDなどについても再配置されています。
省略された機能もあります。「micro iDSD Black Label」に搭載されていたプリアンプ機能はなくなっています。パワーアンプとの接続や、ボリュームのないアクティブスピーカーと組み合わせようと思っていた方は要注意です。
「micro iDSD Signature」の内容・特徴
DACチップはバーブラウンを採用し、USB入力はこれまで同様32bit/768kHzまでの PCM、DSD512までの対応となっています。新たにMQA再生にも対応しますが、これはレンダラー機能のみですのでご注意ください。デジタル入力関係ではSFDIFがピンジャックから3.5mmに変更。同軸は3.5mmプラグで、S/PDIF 光は光丸プラグで接続することとなります。
そのほか、これまでの「micro iDSD 」シリーズで確立されている高音質や機能性は基本的に踏襲されているようです。
デジタル入力における豊富なデジタルフィルター切替え(PCM、DSDそれぞれ3種類)、ヘッドホンアンプのゲインとパワーの3段階調節も引き続き搭載。
アナログ部では低音増強機能「XBass+」や立体音場処理機能「3Dホログラフィック+」といった独自機能をこれまで同様搭載。また、TI社の協力のもと、オリジナルのオペアンプを開発。チップ内部のウエハーにHCOFC製リードフレームと4Nゴールド・ボンドワイヤーを埋め込んだ特別な仕様としており、DAC段のパワーレギュレーター用「OV2628」とアナログステージ用「OV2627」の2種類が搭載されているのも従来どおり。導電性高分子アルミ個体電解コンデンサー「OS-CON」もアナログステージ電源用に引き続き使用しています。
USBオーディオ入力は、通常の「USB-B メス」ポートではなく「USB-A オス」コネクターになっていることにも留意してください。
「micro iDSD Black Label」に待望のヘッドホン・バランス接続対応の新モデル。「micro iDSD Black Label」からポータブルヘッドホンアンプ/DACとして高音質に定評があったため、その音にも期待は高まります。
従来との比較では要検討の部分も?
まだ国内発売が始まったばかりですが、数少ない試聴、購入レビューなどからは、基本的な音質のレベルの高さはうかがえますが、「micro iDSD Black Label」のほうが良かったかもしれないという感想もあり、少し気になります。
あとはやはりプリアンプ機能が無くなったのは残念。せっかくのモデルチェンジですので、今回はBluetooth入力を追加するのも良かったかもしれません。
なお、ほぼ12月に据え置き型タイプの「NEO iDSD」も税抜き95,000円で発売予定。こちらはプリ機能とBluetooth入力があります。据え置きメインの方はこちらも検討したいモデルです。
iFi Audio micro iDSD Signature発売への感想・反応など(ツイッター)
本機の発売への反応・感想
カタログ見ただけだがmicro iDSD Signature若干ほしくなってる
@e_earphone micro iDSD Signatureは贅沢にもスペースブルーの仕上げを採用しています。 やたら協調してるけど、この色で音質よくなるのかな。。
据え置きセパレートで苦労したので一体型でいいのが欲しい。iDSD micro signatureはみんな欲しい言ってるだけかノイズだ音割れだとかで手を出す気になれない…
DacMagicといいブリテンメーカーはゲイン高すぎなのかしら?
micro iDSD BL買おうと思ってたからちょうどいいな、据え置きの音良いけどゴロゴロしながら使いたい時あるしポタアンかな、いや、迷うわ
え……⁉
ifiのmicro iDSDに新型が出てる。。。。。
iDSD BLの後継機、だと、、、、
micro iDSD signatureはいつか買うかもリスト入り
サンタさん、iFI audioのmicro iDSD signature が欲しいです。いい子にしてます。
試聴および購入者の感想
CN@なるほどそうかもしれません@cyber_neuron
micro iDSD Signature 試聴インプレ
デジタル接続にて
音割れ激し過ぎて無評価
残念 https://t.co/BNifxtWnb6
micro iDSD Signatureデジタルノイズ凄すぎ……エイヤのケーブルが悪いんかな?
micro iDSD Signatureケーブル替えてもダメなのかよ
CN@なるほどそうかもしれません@cyber_neuron
micro iDSD Signature 試聴インプレ
Normalモード、DSD/PCM Standardフィルタにて。明らかな低音寄り。micro iDSD BL と同じく非常に濃い感じで、至近距離かつ前方に固まった音像感故に… https://t.co/0wC4kiXtbc
CN@なるほどそうかもしれません@cyber_neuron
個人的にあまり良い印象が無かったアンプ
前作のmicro iDSD BL の方が好み
micro idsd signature iEMatchをオフにしたら音量取りやすくなったし音割れも改善した。これなんの機能なのだろう…
Sooh…Good-Talk<愚禿>@Sooh51068802
micro iDSD BLのデジタル接続にハマりつつあります。
「静寂」の部分と、全体的な音のキレが増すような気がします。
micro iDSD Signature FW5.2Bを入れ直してD8000proにて
やっぱりNOSがいいなぁ。こういう音がしっかりしてる感じは最近のDACチップでは難しい。デフォルトだと謎フィルターかけられちゃうから残念。
micro iDSD Signatureのレビュー・感想を参照(アマゾン)
コメント