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シャープ AQUOS XLED 4T-C65DP1 レビュー・画質情報など

4Kテレビ

シャープ AQUOS XLED ミニLEDテレビ

シャープは、ミニLED(mini LED)バックライトを使った液晶テレビの新ブランド“AQUOS XLED”の新製品として、8K「DX1」シリーズおよび4K「DP1」シリーズを、12月10日より順次発売しました。DX1は85・75・65型、DP1は65型・55型をラインナップ。いずれもオープン価格。

AQUOS XLED
8K「DX1」シリーズ
・85型「8T-C85DX1」 発売当初の税込み実売価格176万円前後 2021年12月10日発売
・75型「8T-C75DX1」 82.5万円前後 同上
・65型「8T-C65DX1」 66万円前後 同上
4K「DP1」シリーズ
・65型「4T-C65DP1」 44万円前後 2021年12月10日発売
・55型「4T-C55DP1」 36.3万円前後 2022年2月26日発売

シャープとしてはじめて市場投入するミニLEDテレビ「4T-C55DP1」

ここでは、シャープとしてはじめて市場に投入するミニLEDテレビとなる「4T-C55DP1」の内容と、購入者などのレビュー情報をお届け。

上記のとおり、「4T-C55DP1」はシャープとしてはじめてミニLEDテレビを発売する「AQUOS XLED」シリーズ全5機種のうちのひとつです。よって、最大の特徴は液晶テレビのバックライトに従来のLEDではなくミニLEDを採用していることです。

「4T-C55DP1」におけるミニLEDの性能・恩恵


出典:Amazon

ミニLEDとは小型の発光ダイオード(LED)で、具体的なサイズは同社従来機(4K液晶テレビ「4T-C65CH1」)のLEDの約10分の1。「4T-C65DP1」にはこのミニLEDが従来機(4K液晶テレビ「4T-C65DN1」)の約72倍、8000個以上が敷き詰められています。

これにより、輝度とコントラストが従来よりも大幅に向上。1000以上のエリアに細かく分割して駆動させ、映像に応じて各エリアのLEDの点灯・非点灯を、新開発の「アクティブminiLED駆動」技術により制御。従来機(4T-C65DN1)の約3倍のピーク輝度、高コントラストを誇ります。また、非点灯の制御により、液晶の弱点だったバックライトの光漏れによる“黒浮き”を大幅に低減させています。

表示する映像の局所的な明るさやコントラストを解析し、明暗差をさらに伸長することで、コントラスト表示性能を際立たせる新設計「フレアブライトネス」回路も搭載。バックライトの光波長を変換する「量子ドットリッチカラー」技術も新たに採用。

パネル表面には、低反射コートによる映り込み抑制効果と、斜めから見ても高コントラスト性能を保つ素材を採用。

ミニLEDに最適化した画像エンジン「Medalist S2X」

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出典:Amazon

画像処理エンジン「Medalist」を進化させ、ミニLEDに最適化した「Medalist S2X」。8Kテレビの開発で培ってきた「超解像アップコンバート」技術をDP1ラインにも採用。解像度や映像フォーマットを解析し、被写体が本来持つ質感や輪郭などを緻密に再現するとしています。映像信号に含まれる被写体の動きや輪郭、質感などをリアルタイムで解析し、本来持っている精細感やコントラスト、色合いの情報を復元する「オブジェクト プロファイリング」処理も行なっています。

画面解像度が7680×4320ドット。駆動は倍速相当の120Hzです。

HDR規格は、HDR10、HLG、Dolby Visionに対応。

機能、音響、4K/120Hz対応などHDMI関連


出典:Amazon

音響面では、新開発の「ARSS+」音響システムを採用。ツィーター4個、ミッドレンジ6個、サブウーハー1個の合計11個のスピーカーで80Wの出力。画面下部に加え、上部およびサイドにスピーカーを配置。サラウンド音場を実現するとしています。音響補正技術「Eilex PRISM」も搭載。

映像と背景の境界を約0.2cmまで狭額縁化した「フローティングディスプレイ」デザインを採用。

チューナーは、BS4K/110度CS4Kチューナー×2、地上/BS/110度CSデジタルチューナー×3を装備。外付けHDDを使った録画機能も搭載。

リモコンのGoogleアシスタントボタンを押して、音声検索やハンズフリーで音声操作したり、Chromecast built-inを使ってデバイスからテレビに写真や動画、音楽を簡単にキャストする事も可能。

機能面ではAndroid TVを搭載。各種動画サービスなどを自在に使えます。エンタメ・生活情報サポートアプリ「COCORO VISION」にも対応。

HDMI入力は4系統4端子で、1系統がARC対応、2系統が4K/120Hz入力に対応VRR、ALLMなどのHDMI2.1関連機能には対応していません。

スタンドを含めた外形寸法と重量は、144.2×29×89.6cm(幅×奥行き×高さ)で、約39kg。消費電力は約357W。

レビューサイト情報

シャープ AQUOS XLED 4T-C65DP1 [65インチ] レビュー評価・評判
■最安価格(税込):312,800円 ■価格.com売れ筋ランキング:475位 ■満足度レビュー:4.13(16人) ■クチコミ:206件 (※10月23日時点)
https://www.biccamera.com/bc/item/9698855/
https://amzn.to/3rMbrOS

各種レビューから読み取れる画質傾向など

国内初のミニLEDテレビというのがホームシアター愛好家目線からの注目点。一般ユーザーにとっても、液晶テレビと有機ELテレビのいいとこどりのようなアピールがなされており、有機ELの寿命や、明るい部屋に適さない弱点などが気になる向きには関心を集めそうです。

さすがに現在の液晶テレビとしては高額な価格からの発売ですが、2022年1月下旬には実売33万円程度に下がっています。それでも、従来の液晶テレビの価格に慣れた消費者にはまだ微妙なところでしょう。

とはいえ、この価格でも購入するホームシアター愛好家や一般ユーザーはおり、そうした方々のレビューはいろいろと上がってきています。

その代表は価格コムで、それらのレビューを見ると、さすがに画質面ではハイレベルな出来のようで、従来のLED液晶とは異なるコントラスト感や精緻な輪郭表現などで高次元の映像が体験できるようです。有機ELとは異なり、明るい部屋でも高い実力を維持できるのもメリットです。

また、パネルの反射が少ないことを特筆しているユーザーも何人もおり、ミニLED第1号機から、完成度の高さをうかがわせます。

全体に、明るい部屋で明るい基本画質のテレビを使いたい、という向きに適しているようです。

サウンド面については薄型テレビとしては十分に良好ながら、重低音はさすがに弱めなようです。

一方、気になる点としては、本機のHDMI入力はARC対応であって、eARC非対応であることです。そのため、ドルビーアトモスなどのeARC対応HDMIしか対応できないフォーマットのパススルーや出力に対応できません。これはPS5などを使う予定の方も要注意です。

そのほか、リモコンのボタンが小さくて使いにくいという意見は気になります。安いテレビではないだけになおさらです。ただ、Android TVながら反応は早いという意見が多いです。

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