FiiOのBluetoothレシーバー「BTR5」の後継機となる「BTR5 2021」
生産終了したFiiOのBluetoothレシーバー「BTR5」(国内実売価格1.4万円程度)の後継機となる「BTR5 2021」の情報が海外で出ています。発売日や価格は記事執筆時点(8月21日)では不明です。
FiiO BTR5 2021とBTR5を比較しての違いは?
「BTR5」で採用していたDACチップ・ESS製の「ES9218P」の生産終了に伴うリニューアルで、DACチップを同じESS製の「ES9219C」に変更したことが大きな違い。いずれもデュアル構成。
基本的にはDACチップの変更とそれに伴うSN比の違い、MQAデコード(×16)への新対応が違いで、筐体構造や入出力、Bluetooth周り、ヘッドホンアンプ部などに違いはないようです。Switch modeというのも追加されていて、「BTR5」では使用できなかったSwitchとのUSB接続が可能になっているようです。
また、あらたにAppleのロスレスオーディオに対応するLightning⇔USB Type-Cケーブルが付属するのも違いです。
両機の基本となるBTR5の内容
以下に「BTR5」の内容を記しておきます。今後、「BTR5 2021」との違いが明らかになった場合はその部分に加筆をする予定です。
寸法は11.1×72×32mm(縦×横×厚さ)、重量は43.7g。
0.49型/64×32ドットの有機ELディスプレイを装備。550mAhのバッテリー内蔵で、最大9時間の連続再生に対応し、充電時間は1.5時間。
Bluetooth 5.0対応で、クアルコム製レシーバー「CSR8675」を搭載。コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX Low Latency/LDACをサポート。カーモードも用意。NFCでペアリング可能。マイクのcVcノイズキャンセリング機能も備えています。
USB端子はType-C。USB DACとして384kHz/32bitまでのPCMのほか、DSD 11.2MHzまでのDSDネイティブ再生が可能。
イヤホン出力はステレオミニのシングルエンドに加え2.5mmバランスも装備。
ヘッドホンアンプ部の出力は3.5mm シングルエンド:80mW+80mW以上(32Ω負荷時)、2.5mm バランス:240mW+240mW以上(32Ω負荷時)。
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