ピエール中野氏が音質チューニングを施したイヤホン「HSE-A1000PN」(有線ピヤホン)
Hi-Unitは、“凛として時雨” のドラマー・ピエール中野氏が音質チューニングを施した「HSE-A1000PN」を、3月31日より発売すると発表しました。
価格は1,700円(税込)で、全国の家電量販店やタワーレコード、TSUTAYA、e☆イヤホンなどで取り扱われます。
Hi-Unitの既存イヤホン「HSE-A1000」をベースに、ピエール中野氏が中国の開発・製造拠点を訪ねてチューニングを実施したというモデル。
低音域はタイトで力強いが聴き疲れない量感で、高域は耳に刺さる成分を抑えつつクリアな印象の「この価格帯で究極と言えるバランス」に仕上がっているとしています。
ドライバーは10mm径のダイナミック型で、ハウジングにはアルミニウムを採用。付属品としてオリジナルデザインのキャリングケースを同梱。イヤーピースは4サイズ(XS/S/M/L)を付属。またパッケージデザインもピエール中野氏によるキャラクターが描かれたオリジナル仕様。
こうしたアーティストコラボモデルとしては、異例なほど、リーズナブルなオーディオ機器に思えます。
ベースの「HSE-A1000」は実売1,100円ほどですが、チューニング料の上乗せとしては特に高くはないでしょう。
ピエール中野氏はAVIOTの完全ワイヤレスイヤホンでも特別モデル「TE-BD21f-pnk」に関与し、そちらが通称「ピヤホン」と呼ばれています。それに対して、こちらは「有線ピヤホン」などと呼ぶ予定?になっています。
ピエール中野氏は「ピチップ」で騒動の渦中に?
ところで、ピエール中野氏によるコラボ・オーディオ機器が発売されるのはいいのですが、氏は今度、イヤホンに貼ることで音質が向上するシール状のチップをレクストから通称「ピチップ」として発売します。価格は2,000円。
オーディオ愛好家からすると、それほど驚くようなモノではないのですが、いわゆるオカルト的なオーディグッズとして否定的にとらえる向きもあります。それも以前からのことなのですが、問題は、ネット上で、「ピチップ」を否定的に論じる一般人に対して、なんとピエール中野氏本人が反論しているのです。それも、いささか感情的に見える文章で。(ツイッターで調べてみてください。5chにもまとめた情報があります)
議論するのはいいと思いますが、ピエール中野氏が大人げない対応で発売前の製品のことで揉めてしまうのは、ユーザーにとっても、メーカーにとっても、そして、ピエール中野氏にも得にならないと思います。
いずれにしても、HSE-A1000PNが無事に発売されて、ユーザーに好評を持って迎えられることを望みます。いまはいろいろありますし。
コメント