HIFIMANの新フラッグシップイヤホン「Svanar」
HIFIMAN は、最上位となるカナル型有線イヤホン「Svanar」を2022年12月2日に発売。価格は229,900円。
従来の最上位機「RE2000」シリーズに置き換わる新フラッグシップイヤホン(最新は「RE2000 Pro」19.8万円)。エレガントで華やかな白鳥をイメージしたというモデル。Svanarはスウェーデン語で「白鳥」を意味するとのことで、英語と数字の素っ気ない型番から一挙にイメージチェンジしたかっこう。
ドライバーは、9.2mmダイナミックドライバーを搭載。HIFIMANではおなじみの独自のトポロジー振動板を採用。幾何学模様の形状、配合物、厚さを調整することで、周波数応答の高度なコントロールができるという技術を投入した振動板です。
共振を抑えるため、フロントチャンバーとリアチャンバーには異なる金属を使用しているのも特徴。
再生周波数帯域は5Hz~35kHzで、インピーダンスは60Ω。感度は100dB。重量は13g(ケーブルを除く)。
(参考:RE2000 Proの再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、インピーダンスは60Ωで、感度は103dB。本体質量は9.8g)
ユニバーサルモデルながら、ほとんどの人の耳にフィットするよう設計されておりオーダーメイドのイヤホンのように快適であると謳っているのも特徴。
HIFIMAN Svanar レビューサイト情報
HIFIMAN Svanar レビュー(ツイッターから)
目的のhifiman Svanarを試聴しました
RE2000と同系統の音、装着感が大幅に改善されてるので特に低域の安定感が段違い
やっぱ良い音です https://t.co/Pf76oB6PbO
HIFIMAN Svanar
いつものHIFIMAN系統の、フレッシュというよりエレガント系の音ですね
低音が沈み込み高音もよく伸びるのでレベルの高い音ですが記憶にある以前のRE2000系統の音からSvanar独自の強みが何か付… https://t.co/Eie04XLKV3
Hifiman Svanar 安くなたなら考えます。 https://t.co/dIosjQYgmu
Hifiman Svanar 装着感がよい。第一印象として情報量が多い。低域の量感が多く、深く鳴っている。気持ち中域が遠い。高域は特に思うところはない。全体的なバランスがよくずっと聞いていられる気持ちやすさがある。埋め込み2pin… https://t.co/SZWbUmRGs3
HIFIMAN Svanar高すぎだけど、RE2000系がまともに付けられずにいた私でもHIFIMANのハイエンドの音を聴けるような装着感っぽくて気になる…。
RE800系はすごく良かったんだよね。上から下までスパッと抜けていくよ… https://t.co/GADSiXExGs
🥐**Yuzlih@.Crafter**🧪️📝@yuzliha263
HIFIMAN Svanar
中高音控えめの低音よりですね。
距離感、音色共に落ち着いた表現。最近流行りのボーカル近め明るめのチューニングを聞き慣れてると暗いと思うかもしれない。
全体的に圧で押してくる分厚い音。低音の圧は独特の… https://t.co/PBbFNdMCup
💞☆Giita☆💞💘リケーブル推奨委員会💘@Giita65876969
今日はyoshinonさんと秋葉原でeイヤホンでの試聴からガストにて試聴会を開催、先程終了しました。
eイヤホンで
HIFIMAN Svanar
を試聴したのですが。。。これは。。。
Nio を超えてしまいました
注)あくま… https://t.co/UrV6WtlIS5
💞☆Giita☆💞💘リケーブル推奨委員会💘@Giita65876969
さすがRE2000の後継機😍
ん〜🤔
来月にCanon の上位機種、Mahina を購入した後は。。。
Svanar 貯金しよう!!
HiFiMANの事だから5年以上は後継機種出ないだろうし、一生モノのイヤホンになりそう… https://t.co/F5XI0MlSY8
ヤンネM8 性格に難のあるレビュアー@headphone_metal
HIFIMAN Svanarのレビュー書きました。
「HIFIMANらしい音楽的な音を、基礎性能の高さをベースに実現している魅力的な音のイヤホン」って感じですかね。非常に解像度が高くありつつも、キツさが無い伸びやかなメチャクチャ… https://t.co/2wM5GALA0z
ヤンネM8 性格に難のあるレビュアー@headphone_metal
HIFIMAN Svanarはレビュー用に借りてましたけど、普通に買い取りました。可能であればオフ会の見返りとして貰いたかったです(クズ
https://t.co/lM0Q7rQNEy
HIFIMAN Svanar 各種レビューから読み取れる傾向
Final A8000、Victor HA-FW10000、SENNHEISER IE900といった強力なライバルがひしめく、実売20万円前後のクラスのダイナミック型1基タイプのイヤホンに加わった注目モデル。
発売後すぐにブログで詳細なレビューを公開した著名ブロガーの方が100点を付けていることから、音質的には非常に優れていると思われる好モデルのようです。
複数の購入者や試聴者の感想も加えてみると、音質的には低音寄りながら全体の音の情報量は豊富で、バランスがよく音楽的なサウンドといったところのようです。高音は必要十分に伸びていながら刺激感や耳障りに響くところが感じられないのが特筆点のようで、これがために自然で伸びやかなサウンドを存分に楽しめるようです。また、低音の深みと厚みはなかなか他にはない美点のようです。
空間表現力も高いようで、質感再現の高さ、音像の厚みも相まって、いわゆる臨場感の高いサウンドで、ホール録音のクラシックもイヤホンらしからぬ実力で聴かせるようです。
装着感については、メーカーのアピールしているオーダーメイドのイヤホンのように快適というのは、鵜呑みにはできないようですが、これまでのHIFIMANの高級イヤホンに装着感の難を感じていた向きには確かな改善が感じられるようで、メーカーの努力はしっかりなされているようです。
RE2000とは振動板は同様のようですが、筐体デザインなどかなり変わっており、別モデルなのは確かなようです。音についてはRE2000系統という人と、RE2000からかなり違うという人がおり、感じ方がいろいろあるようです。ただ、HIFIMANらしい音楽的で魅力的なサウンドという面では一致しています。
HIFIMANはいたずらにハイスペックを追わずに、デジタル機器においてはマルチビットDACを今時採用するなどのこだわりがあります。マルチビットDACは低音の力感や音像の実体感などに優位性があると言われており、HIFIMANのサウンドもこのようなポイントにこだわりがあるように見受けられます。
「Svanar」もハイレゾ対応相当のスペックは満たしておらず、ベリリウムのような、いかにもオーディオマニア受けしそうな振動板素材も使ってはいません。筐体デザインやカラーリングもどこかのメーカーのように目を引くような美麗さや派手さもありません。これだけの高級機ながら付属ケーブルについての詳細がないのも異例。それでも音の良さという本質的な価値によって、確かな存在感のある名機と言えるのかもしれません。
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